一鍼堂(いっしんどう) 大阪心斎橋本院

体験談

リウマチ…大阪府吹田市のE.T様の鍼灸治療体験談



大阪府吹田市在住 E.T様 79歳


主訴: リウマチ
既往歴:リウマチ
    交通事故による腰椎骨折
    子宮全摘出

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【体験談】
友達に紹介されて訪れましたが良かったと思います。

良かった点
東洋医学はある程度わかります。
前にギックリ腰の時、
足の指マッサージですぐ直りました。

この度もリウマチの数値がすぐに下がったのは驚きましたが
だからと言って体の痛みがすぐになくなったとは言えない
そこは先生と連けいプレーで意見を言って進めて来ました。
この度も又、数値が良くなって喜んでいます。


疑問点
リウマチの数値と体の痛みの関係がひとつ解らない。

(本文ママ。)


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【担当鍼灸師(為沢)より】
Tさん、体験談ありがとうございます。
疑問点の回答をさせて頂きます。

まず、血液検査によるリウマチの炎症反応の数値と
体の痛みについて、それぞれの見解から御話致します。

・血液検査の炎症反応の数値は、
大まかに内臓の機能面と比例しているものと考えており
内臓が元気になり、質の良い気血を生成して初めて
血液検査でも良い数値が出ていると考えています。
逆に、内臓が元気がないと質の良くない気血が生成され
血液検査でも悪い数値が検出されることが多いです。

・「痛み」についてですが、
東洋医学では、痛み=気血の流れが滞っている、
あるいは気血が満ちていないために起こる現象と考えております。
なので、
気血の滞りによって
通り道(経絡といいます)が阻害されていたり、
気血の弱りによって
通り道(経絡)に穴ボコが出来ていたりすると
痛みが出てくるものと考えております。

この2点をまとめますと、
内臓の機能面が良く働いた結果、
良い気血を生成し血液検査で良い数値が出ても、
気血の通り道の経絡が
整備されていないと体に痛みは出ます。

逆に、経絡が整備されて
体の痛みが引いていても内臓がまだ元気がなく、
良い気血が生成できないと
血液検査でも良い結果が得られないことが多いです。
大まかに この2点の調子が良くなって初めて
痛みと数値の値が併せて良くなるものだと考えて下さい。

Tさんの場合、
数値が良くなっても まだ痛みが完全に引かない場合は、
経絡の気血の流れがまだ調えきれていない証拠だ
と考えられますのでまだ課題は残っていますね(~o~)
(2014.2.25現在 体験談を書いて頂いたその後も、
施術を重ねた結果、体の痛みも出なくなってきました)

施術中、Tさんはいつも鋭い質問されるので
内心ドキドキしてますが、
Tさんのその真理を探求する姿勢に
いつも感心しております。
何か疑問に思う事があればまた何でも聞いて下さいね。

為沢

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