当院における鍼灸治療に対する疑問や質問にお答えします。
※下記以外のQ&Aはこちらに随時更新しています。
鍼灸に対して、施術方針に対して、その他、どのようなことでも
質問・疑問がございましたらいつでもお訊ね下さい。
可能な限りお答えしたいと思っています。
はい。
非常に効果があります。
我々は、当院の鍼灸術に絶対の自信を持っております。
実際にほとんどの患者様から、
想像と違い、全く痛くないとの声を頂いております。
鍼治療と言うととても痛そうに聞こえますが、
一鍼堂での施術は、
刺すのではなく、皮膚に置くという感覚を持っております。
痛い鍼をされた場合は、
「痛くないと書いてあったぞ!」
と、担当施術者をお叱り下さい。
もし、そのようなことがあった場合は
鍼(針)が合わないのではなく、
術者の合わせられない技術力自体に問題があるのです。
ピアニストが同じけん盤でも弾き手によって無限にその音色が
変わるように、
術者の技術で無限の表現が可能です。
1つでも多くの患者様の状態に合わせられるように、
技術の向上を常に目指します。
腕と膝下までまくっていただければ大丈夫です。
また、腹部を診ますのでお腹は出せるような格好でお願いいたします。
一鍼堂では、
使い捨てで、
開封時にはすべて滅菌処理された
ディスポーザブル鍼(針)を使用し、
鍼は毎回、一度の施術で廃棄致しますので、
エイズやC型肝炎など感染症の心配もございません。
日本の多くの鍼灸家が鍼管という管を使用します。
よくTVなどで見かけるトントンと鍼を打つ方法です。
この鍼管を使う利点はグッと管を押し当てることで圧を故意に与え、
同時に鍼(針)を打つことで受け手はいつ鍼を打たれたかがわかり難く、
また、痛みを感じにくいという点です。
しかし、逆に欠点としてトントンと鍼を叩くため、
術者は鍼先の感覚をつかみ難く、
また痛みを与えない為に鍼を一気に入れ過ぎてしまうということが挙げられます。
一鍼堂ではこのような鍼管は使用せず、
施術中はしっかりと鍼を持ち、
精神を集中させることで、極めて繊細な鍼術の表現を可能にしました。
具体的には、ほとんど刺さないほどの浅い鍼灸手技を行っています。
また、身体に刺入する深さは1ミリ以下、
深くても数ミリ程度なので痛みもほとんどありません。
「効くか 効かないか」を追求した結果として、
我々は、「鍼管はいらず」という結論に至りました。
多くの場合が治療後に症状の緩改をみますが人によっては
翌日、翌々日に徐々に効果の現れる場合もあります。
治療直後の効果を求めて治療をしすぎてしまうと、
逆に効果が弱かったりします。
治療はエステやマッサージなどとは違うので、スッキリして
帰って頂くというものではなく、
あくまで症状や病が改善するための手技を施します。
その反応は直後に現れることもありますが、
徐々に変化していくことが多いので、
施術後2~3日の変化はよく観察して頂きます。
我々は、病を治す為には、長い目で見れば、
例えばその場で良くならなくても2日後や日後にでも
効いてくれれば良いという判断を下します。
邪気の種類やその方の気の流れ方のくせによって効きかたも変わります。
基本的にはせっかちな人は、気の流れが速く、
治療効果も瞬時に出やすく繊細な治療が必要です。
また、病の深いものは時間を置いて徐々に効く傾向があります。
そのため、施術後の御身体の変化は重要ですので、
どんな小さなことでもご報告下さいませ。
他の項で、病があればそれに比例して気の歪が存在しそれを正すことが鍼灸術であると説きましたが、気の流れていなかった穴処(ツボ)に施術して急に流してやると、気の流れを体感的に感じることがあります。
これは専門用語で「得気(とっき)」と呼ばれ、これの本質は、生体エネルギー源である生気ですので、言わば味方です。怖がらずに、ご自身の気の動くことを喜んであげましょう。また、得気の大きさや、感じる、感じないは治療効果に大きな影響はありませんが、気の流れというのが鍼灸(針灸)臨床家にとっては大きなテーマですので、どこにどの様な得気が起こったかを報告していただければ治療のヒントになります。
また、得気が生じるか、生じないかによって治療効果に差はありませんので、あまり得気に対して神経質にならない事がポイントです。
一鍼堂で耳ツボを行っておりませんが、ダイエットについては五臓のどこに負担が出ているかをしっかり把握し、施術することで対応可能です。
鍼灸が美容に効果があるかということですね。
一鍼堂では、美容鍼灸というコースは設けておりませんが、
美容に対しては効果があります。
全身、五臓六腑の状態、経絡経穴(気の流れるルートとそのツボ)
を整えることで、
十分美容効果が出てまいります。
美容用に特別な施術法を施すわけではなく、
他のあらゆる病気を治すのと同じように、
原因を探り、根本的に施術することで、
五臓六腑の状態がお肌に反映されるということを知っていただき、
また、専門的なアドバイスをさせていただきます。
何故か、中国鍼を使用するのかと言う
問い合わせをよくいただきます。
一鍼堂では、中国鍼(針)ももちろん使用いたしますが、
患者様に対して有効だと考え得る鍼(針)は流派などによらず、
取り入れてまいります。
日本の古流派が使用するような鍼(針)から、
刺さない鍼(針)であるテイ鍼(針)から
江戸時代の打鍼と呼ばれるものまで、患者様の状態に合わせて
多様な鍼(針)を用います。
はい、施術者の指名をされなければ、
初診は全くの無料です。
よく初診時において、初診料と通常の診察料の両方の費用が発生する
治療院が多いですが、
この区分も存在せず、
初診時は一切 費用をいただいておりません。
但し、院長指名をされる場合においては、指名料のみいただく形と
なりますのでご了承下さい。
※只今、初診無料の設定は中止しています。
現時点での費用は料金ページに詳細がございますので、そちらをご参照下さい。