主訴: 腹部の不調 既往歴:肺結核
------------------------------------------- 【依頼時の内容】 昨年春頃からお腹の調子が思わしくなく、最近では生ものや肉類脂質の多いもので緩くなるようになった。胃腸消化器科に通い、大腸カメラをするも直腸付近に赤い点々としたものは認められたが、炎症を起こしている様子もないとのこと。症状としては潰瘍性大腸炎の初期の症状に似ているため念のために薬をもらい、整腸剤と消化をよくする薬と合わせて現在飲んでいます。漢方も服用中で、食べるものにかなり気をつけていれば、便の状態は最近マシになりつつあります。先日刺身を少量食べてしまったため、また今あまりよくない状態になっています。腹痛はさほどないのですが、軟便~下痢があり、(回数は多くない)お腹に悪いガスがたまっているように張ったり、鳴ったりします。IBSの薬なども試しましたが効果なし、婦人科も受診しましたが、特に悪いところも見つからずです。(本文ママ。) 【体験談】 1年以上お腹の不調が続き病院で検査するも異常なし。もらう薬も効かず少しでも脂質の多いものを食べると下すような状態で初めてはり治療を受けました。すぐには変化がわからなかったのですが、続けて通ううちに、帰り際にお腹がスっと軽くなっているのを感じるようになりました。以前にはほとんどなかった食欲が出てきて〝食べたい〟と思えるようになったのがとても嬉しいです。3ヶ月程続けて通い今ではお腹のはりや違和感はほぼなくなりました。まだ食べるものには気をつかってますが、体をなるべく動かしながら調子を見て食べれるものを増やしていきたいです。新川先生には大変お世話になりました。ありがとうございます。 (本文ママ。) --------------------------------------------------
【担当鍼灸師(新川)より】 食べるものに影響されるため、日々の食事も味気ないものになっていたとのこと。施術を重ねていくことで、お腹自体に良い変化があり、現在では好物の甘いものも美味しく召し上がっております。
施術効果の目安として、今まで食べられなかったものが食べられるといった充実感を伴うハードルを飛び越えて頂くことで、前向きに進んでいけるようにお手伝いをさせて頂きました。自覚症状はあるが今ひとつ原因がはっきりしないといった症例ですが、“東洋医学の眼”で診ていくことで、改善へのきっかけをつかんで頂いたのではと思います。
メニューを閉じる
アクセス・院内紹介