一鍼堂(いっしんどう) 大阪心斎橋本院

症例集

坐骨神経痛の症例集

※ここでは坐骨神経痛
一鍼堂での症例を紹介いたします。
巷では症例集と称し、
宣伝まがいの自作自演の内容を多く見かけますが、
当院では、紹介するすべての内容が
事実に基づいた内容であることをここに明記し、
紹介させて頂きます。
(座骨神経痛と書かれる方がいらっしゃいますが 正しくは坐骨神経痛です。)

坐骨神経痛は非常に多くの実績と症例を持っておりますので
安心してご依頼頂ければと思います。


激痛のため前屈ができない!!
坐骨神経痛の鍼灸施療改善例

京都府宇治田原町在住 M.Nさん 70歳 女性

主訴:坐骨神経痛

既往歴:腰椎ヘルニア
    乳がん
    間質性膀胱炎
    気管支喘息
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2021年1月22日朝起床時、
左大腸湯付近の激痛で起き上がれず。
当日整形外科で診てもらい、坐骨神経痛と診断を受ける。
湿布と痛み止めを処方してもらい、
コルセットをして過ごすも痛みが軽減することがなかった。
3週間経過しても痛みが引かなかったため、
主人が以前より一鍼堂に通院しているので
紹介で一鍼堂に予約の連絡をする。

2021年2月13日(土) 一鍼堂来院


腰は以前より痛めることが多く、
3年前に腰椎ヘルニアを発症して以来、右足母指に痺れあり。
当時手術はせず、程なくして湿布と痛み止めで痛みは治まっていた。
仕事は事務の仕事をしており、
基本的にデスクワークのため座っていることが多いが、
椅子に座りっ放しだと痛みは出ない。
また家でベッドで横になっている状態でも痛みは出ない。
ただ、椅子から立ち上がる時、
ベッドから起き上がる時は腰の痛みがきつい。
また、激痛のため洗顔の時に前屈することができない。


食生活:食欲あり。1日3食、規則的。
    間食は甘いお菓子をたまに食べるくらい。 

飲み物:温かい飲み物を飲むことが多い。
    飲酒はしない。

二便:大便は1日1行。形は普通。
   
   小便は1日7〜8回。
   色は透明から淡黄。尿勢あり。尿切れもよし。
   夜間尿1〜2回/日あり。午前2時〜3時の間。

汗:少汗。顔や背中にやや汗かく程度。

排出物:痰なし。目ヤニなし。耳垢乾燥している。
    鼻水なし。

目:長時間パソコンを使用していると目が疲れる。

耳:問題なし。

手足:三陰交付近から下部の冷えが常々あり。

爪、毛髪:爪は割れやすい。
     髪は抜け毛と白髪が多い。

睡眠:午前0時 就寝~ 午前7時 起床。
   熟睡感あり。
  
運動:習慣なし。

舌診:暗紫舌。舌根に白苔。
脉診:濡脈 左尺位の脉が弱い。
腹診:臍下にお椀状に表在の邪あり。
弁証:気滞血瘀
取穴:足太陰経の経穴、足厥陰肝経の経穴
施療後: 体スッキリする。

※注意点
気滞や血瘀の情報を多く診るため
ひとまずこれを駆逐していくが、
生気の状態を確認しながら気をつけて診ていく。


2月21日(土) 2診目
前回施療から8日間。
痛みが⑩→②と劇的に改善する。
前回施療から夜間尿も無く過ごせた。
前屈もスムーズにできるようになった。

舌診:暗紫舌マシ、舌尖の紅が目立つようになる。
脉診:濡脈マシ。左尺位の脉まだ少し弱い。
腹診:臍下 お椀状の表在の邪マシ。前回診られなかった両天枢の虚が浮いてきた。
施療方針:気滞血瘀が割と簡単に捌けたため下焦の虚を埋めていく。
取穴:足少陰腎経の経穴。
施療後:腰軽くなっていた。


3月17日(日) 3診目
前回施療から1週間。
1週間、痛み無く過ごせたとのこと。

舌診:舌尖の紅マシ。
脉診:尺位の脉も力出てくる。
腹診:両天枢の虚少しマシ。
取穴:前回同様。


その後、週1回ペースで診てゆき
調子よく過ごせるようになったので、
4月10日(土)7診を以て卒業されました。
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【担当鍼灸師(為沢)より】
初診時に非常に効果があった施療方法だったとしても、
体の状態が変わっていれば施療方法を変えることはあります。
患者さんの体に合わせていくことが肝要です。

(2021年6月22日 更新)





ジッとしていると悪化する坐骨神経痛の改善例

大阪市淀川区在住 H.S様 58歳 

主訴:坐骨神経痛
既往歴:乳がん

2020年9月23日(水)
左大腿外側に疼痛を発症。
同日、整形外科にかかると坐骨神経痛と診断を受け、
湿布を出されるが痛みが改善せず。
以前(2016年)、右前腕の痛みで一鍼堂に通院し
改善した経緯もあり、
坐骨神経痛で診て欲しいと依頼を受け
2020年9月26日(土)一鍼堂に来院。

左大腿外側に痛みが走るが
椅子に座っている時や、ベッドに横になっている時など、
患部が何かに接触していると痛みがあり。
動作では、立ち始めに痛みが出るが
歩き続けていくと痛みがマシになっていく。


食生活:食欲あり。1日2食。間食毎日あり。飲酒は無し。
二便:便通が3日1行で便秘気味。環境の変化で便秘がきつくなる傾向あり。
   小便は普通。
目:仕事柄、PCをよく見るため目が疲れやすい。
耳:昔からジーという耳鳴りあり。
手足:よく冷える。
睡眠:6〜7時間は睡眠を摂っているが熟睡感なし。
   眠っている間に歯ぎしりや食いしばりがあるようで、
   朝起きると顎が疲れていることが多い。
運動:普段は全然していない。

その他の症状:
・胸やお腹に湿疹がある。
・口角が荒れやすい。

舌診:白膩苔
脉診:緩滑脉
腹診:心下脾募(右)邪実アリ(右季肋部が浮いている)、臍下にやや虚
切経:手太陽経と手陽明経の実と足太陰経と足少陰経の虚を診る。

※注意点
以前、体を診させて頂いていた時に
“置鍼すると症状が悪化”する傾向にあったため、
今回も置鍼はせず、即刺即抜で施療を施す。

弁証:気滞血瘀
取穴:足厥陰経と足太陰経の経穴
施療後:一身軽くなる。
養生指導:気滞を起こしやすいため、普段からよく運動してもらうよう指導。



10月3日(土) 2診目
前回施療後体軽くなり、
帰り道に⑩あった痛みが①まで減少したが
次の日には⑤にやや戻るも、
以前より動き始めマシな状態のまま1週間過ごす。
2診目の日は痛み⑦まで戻ってしまうが動きはマシ。

舌診:白膩苔ややマシ。
脉診:滑脉がマシ。
腹診:心下脾募(右)邪実も緩み、右季肋部の浮きがマシに。
取穴:前回と同じ



10月11日(日) 3診目
前回施療後⑦→①まで減少するが、
4日(月)、5日(火)と痛みが⑩に戻ってしまう。
そのまま調子良くない日は続かず、
6日(水)には痛みが①に改善し
そのまま良い状態が続く。

舌診:白膩苔→白苔に。
脉診:滑脉消失。緩脉まだあり。
腹診:臍下のやや虚も埋まってきた。
取穴:前回と同じ



10月17日(土) 4診目
前回施療翌日に①の痛みが⑥まで痛み戻ってしまうが、
その翌日にはまた①に治まる。
施療後に一旦負担が出てしまう傾向にあるようだが、
その後しっかり痛みが引いているため
経過良好と判断し、引き続き施療。

舌診:白苔まま。
脉診:緩脉ややマシ。
腹診:臍下のやや虚もマシ。
取穴:前回と同じ


10月24日(土) 5診目
前回施療後、痛みがぶり返すことなく①のまま経過良好で
時々痛みが⓪の時も出てきた。

舌診:薄白苔になる。
脉診:緩脉マシ。
腹診:マシ。
取穴:前回と同じ


10月31日(土) 6診目
経過は引き続き良好。
週一回ペースで診ていたが、調子が安定してきたため
次回まで2週間間隔を空けてみる。



11月15日(日) 7診目
2週間空けても痛み⓪のままで経過良好。
12月に旅行に行く計画を立てられるくらい調子良くなってきた。
次回は3週間空けてみる。
舌診:やや白苔になるがまだマシ。
脉診:マシ。
腹診:マシ。
取穴:前回と同じ



12月6日(日) 8診目
時々、患部の違和感を感じる程度で痛みは出ていない。
年末に疲れが出るタイミングで症状が再発しないよう
次回は年末に予約を取ってもらう。



12月26日(日) 9診目
経過良好。
長時間の座位や長時間横になっていても痛みが出ないので
今回を以て卒業して頂きました。


【担当鍼灸師(為沢)より】
坐骨神経痛以前に診させて頂いた時に
Sさんの御体の傾向は大体把握していたので
今回スムーズに施療が進みました。
毎回、即刺即抜での施療だったため、
1回の施療は実質10分くらいで済みました。
このように長時間かけて何本も刺して
施療を行えば良いというわけではなく
数本の鍼でかつ、数分だけの施療で
効果を最大限に発揮できる方もいらっしゃいます。
鍼の効き方には個人差があるため
施療してみないと分からない点はありますが
珍しい症例だったので今回ご紹介させて頂きました。

(2021年1月18日 更新)

2018年の猛暑の影響を受けて。 
坐骨神経痛の症例

大阪府吹田市在住 M.N様 80歳 

主訴:坐骨神経痛
既往歴:急性腎炎

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2018年4月5日

【坐骨神経痛】
右足全体に痛みがあり、
時として臀部から腰にかけて痛みの範囲が広がることがある。



東洋医学の判断基準による
望聞問切
(望は目で見て判断し、聞は音を聞いたり臭いを嗅いで判断する。
問は実際に患者へ症状を問いかける。切は直接患者の身体に接することで情報を得る)
の結果、
「胃の気の弱り」
と考察し、
施術を行ったところ、
神経痛の痛みが取れ、
歩行もしやすくなったため、
計4回で御卒業頂く







4ヶ月後・・
息子さんからご連絡を頂き、
暫く調子良く過ごせていたが、
お盆過ぎから膝の痛みが出るようになり、
以前のように足全体の痛みに広がってきたとのこと。

8月24日ご来院頂く。
ご本人曰く、
「今年の夏は特に暑かったため、普段つけないクーラーにあたることが多く、
その冷気の影響があったかもしれない」とのこと。

2018年夏は、
連日37℃以上の猛暑日が続いていたので、
それらの影響も加味してお身体を再度確認していく。

問診にて、
普段よりも食事量が減っているとのこと。

舌:淡白舌、薄白苔~無苔に近い、舌中央部に裂紋あり

【気血両虚】と考察し、
主に、
脾胃と腎の臓腑の弱りに対して補うように進めていく。

再開後2診目
舌:淡白舌~痰紅舌、薄白苔~やや白苔、舌中央部に裂紋あり
→気血が充実する傾向にあるため舌色はマシになるが、
相変わらず暑さの影響は続いているためか、
まだ本来の状態からすると不充分なため裂紋は変わらずある。

3診目
舌:痰紅舌、少白苔、舌中央部に裂紋あり
→血虚への偏りを疑い、補血を中心にすえて施術を行ったところ、
施術直後から裂紋はうまる。

4診目
舌:舌:痰紅舌、薄白苔へ、舌中央部に裂紋大分ましになる。
神経痛の痛みが徐々にましになってきたとのこと。

その後、施術を重ねていき、
6回目の時点で、痛みはほぼ消失する。

現在も引き続き加療中・・・

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【担当鍼灸師(新川)より】
一旦改善した症例でしたが、
今夏の猛烈な暑さが負担となり、
気血の消耗が激しくなっておりました。
また食事の量も十分でなかったことも、
改善への速度を遅くさせた要因の一つともいえます。

主には脾腎の弱りを助けていくことで、
徐々に食欲が出て来るようになっておりました。

夏の疲れを次の季節に持ち込ませないよう、
引き続き施術にあたらせていただきます。

(2018年 9月 27日 更新)




痺れのため長時間の運転が出来ないー坐骨神経痛の改善例

兵庫県宝塚市在住 M.T様 64歳 主婦

主訴:坐骨神経痛
既往歴:子宮筋腫、顎関節症、脳梗塞

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【現在の症状】
右殿部〜大腿〜下腿後面部にかけての痺れ


増悪する状況
・車の運転(20分ほど運転すると痺れてくる)
・胃の調子が悪い時

舌診:舌中央から舌根部にかけて白苔
脈診:滑にしてやや弦
腹診:脾募〜肺先、不容〜天枢にかけて停滞あり

【考察】
現在は胃の気の弱りが顕著である。
元々肝気が張りやすい性質があるため、
肝気が欝滞し、胃の腑の動きを制約する
肝気犯胃の状態になりやすいと考える。

6月25日(2診目)




痺れの位置がふくらはぎに限局する。
徐々に食欲が出てきた。

7月1日(3診目)

1週間通して、忙しく過ごしていたが、今朝から
痺れ:②
まで改善していた。

7月16日(6診目)

痺れ:①以下へ

日常生活での動作が苦にならなくなってきたので、
部屋の片付けや、庭の草むしりなどが出来る様になった。


現在も引き続き定期的に加療中・・

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【担当鍼灸師の新川より】

肝気の張りと胃の気の弱りの両面から処置していき、
次第に肝気は伸び伸びと流れるようになったので、
胃の気をたすけることに重点をおき施術していきました。

足の痺れが主訴ですが、
それと同じぐらいに注目していたのが、
食欲の有無です。

食欲が出てくることで、
後天の精が補充されやすくなり、
それらの後押しもあって改善に至ったと考えます。
当たり前のことですが、
食事をしっかり摂れることが大事であること、
改めて確認致しました。

(2016年 12月 8日 更新)




大阪府吹田市在住 H.Aさま 51歳男性 会社員

大阪府吹田市在住 H.Aさま 51歳男性 会社員

主訴:坐骨神経痛
既往歴:左アキレス腱断裂、緑内障


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2013年4/27、初診。
【坐骨神経痛】
お仕事で繁忙期の前後に負担がかかることが多くあるとのこと。
今回の症状は3月の繁忙期後に悪化し、
痛みとともに痺れを伴うようになる。
動作に関しては、腰部の前屈不利あり。

舌診:淡紅~紅、薄白苔

脈診:脈幅の狭さが顕著にあり

腹診:心下部から脾募、肺先、肝の相火(右)にかけての連なった実
弁証:肝鬱気滞
施術後:脈幅が広がり、一身が温もる。
    また腰部の前屈が深い角度まで曲げられるようになる。

5/3 (2診目)
前回施術後、
痛み:⑩→①~②
痺れ:消失

舌診:淡紅へ

脈診:脈幅が広がる

腹診:肝の相火(右)が薄れ、左にやや実が残る。

6/8 (4診目)
5月の繁忙期に入ったが、
坐骨神経痛の状態は安定しているとのこと。
四診の情報も改善されているので、
本日をもってご卒業頂く。


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【担当鍼灸師の新川より】
2、3ヶ月に一度の割合で繁忙期を迎えるとのことで、
その度に腰の周囲に負担を感じられていたとのことです。
肝気のつっぱりによる流れの停滞を通すことが効果的でした。
5月にも繁忙期がありましたが、
症状なく過ごされておりました。

(2014年 10月 10日 更新)





大阪府豊中市在住 K.Hさま 57歳男性 自営業


大阪府豊中市在住 K.Hさま 57歳男性 自営業


主訴:坐骨神経痛
既往歴:高血圧、蓄膿症

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【来院時の依頼文】
病歴:
症状が出始めたのは3年ほど前から
最初は右臀部の痛み
整形外科受診 狭窄症による坐骨神経痛と診断される
去年の前半 両方の臀部に痛み右足の痺れが特に酷くなった
今年の1月に 軽いぎっくり腰
鍼治療に行き 改善
その後 左臀部 股関節 ふくらはぎに痛み
朝は 歩行できない状態
就寝時にも 痛みが出る

レントゲンで見ると脊椎3・4・5番が左方向に変形している
頚椎3・4番が狭窄

持病として 高血圧症

よろしくお願いいたします。
(本文ママ。)


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元々、不動産関係の会社で勤務されていたが、
10年程前に自営業を始められる。
会社勤めの際、お付き合いでよく飲酒され、
独立してからは、
ストレスが溜まると過食にはしることが多くなったとのこと。
週の内、半分は東京に行かれるため
新幹線等の移動時に負担がかかることがある。

【坐骨神経痛】
痛みの部位:左殿部、左鼠径部、左膝
※起床時など動きだしの際に増悪

現在、ボルタレン(50mg/日)で対処しているが、
効き目がきれてくると痛みが顕著に出てくる。

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2014年1/8、初診。
舌診:紅舌、少白苔(舌根部やや右)、乾燥

脈診:洪

腹診:胃土の虚、肝の相火の実
弁証:肝気犯胃
施術後:左鼠径部の痛みが消失する。

1/9 (2診目)
前回施術後、
鼠径部の痛みは消失したまま現在に至る。
左臀部、左膝の痛みが残り、
熟睡しづらかったとのこと。

考察:胃の気は建ってきたが、
   肝気の停滞が強いため、
   それらを散らすように処置を行う。

施術後:ボルタレンの効果が切れていても、
    痛みが緩解していた。

1/14 (3診目)
左臀部:⑩→④へ
左膝:⑩→⑧へ
以前と比べて歩行がしやすくなる。
調子が良くなったため、
ボルタレンを半分の25mgに減薬する。

1/15 (4診目)
左臀部:痛みから怠さへ変わる
左膝:⑧→⑥へ
久しぶりに散歩(30分+1時間)を行う。

1/22 (6診目)
左臀部:たまに引っかかりを感じる程度
左膝:消失
夜も熟睡出来るようになり、
ここ最近では薬を服用することなく過ごされている。
症状が安定しているため依頼達成とさせて頂く。

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【担当鍼灸師の新川より】
特に東京のお仕事後に診させて頂いた時は、
紅舌になることが多く、
肝鬱→肝火になりやすい傾向にありました。
長年の胃腸への負担からくる湿と
肝火の熱が結びつくことで、
痛みを増悪させていたと診立てました。
また、それらが膀胱に流入することで、
尿黄などの情報も出ておりましたが、
施術をすすめていく内に、
そちらも改善されておりました。

(2014年 9月 19日 更新)




大阪府豊中市在住 K.Nさま 45歳女性 専業主婦

大阪府豊中市在住 K.Nさま 45歳女性 専業主婦
主訴:坐骨神経痛、椎間板ヘルニア
既往歴:不整脈、五十肩
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【依頼時の内容】
左足太もも裏側のつっぱり感があり、2月下旬に整形外科を受診。
その後、腰の電気と牽引、腰痛体操の指導を受けていますが良くならず、
痛みがお尻や足全体に広がってきています。
(本文ママ)
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2012年5月16日
一鍼堂来院

2011年12月から大腿後面(左)のハリが出現し、
症状が改善されないため、
それまで勤めていた保育園を2012年5月に退職。
正坐して子供さんを抱きかかえる際や、
仕事後に増悪する傾向があったとのこと。
現在では、
臀部~大腿後面、側面、足底までハリや痺れがある。

舌診:淡紅、薄白苔、老
脈診:洪
腹診:肝の相火の実(左 > 右)
切経:郄門(実)、太衝(右に虚、左に実)、心兪(実)
   足首周辺に気の停滞あり
弁証:肝鬱気滞
施術後:洪脈において、盛大な拍動が穏やかになる。
    また、足が温もり、大腿側面のハリが抜けてくる。

2診目(5月22日)
前回施術後、帰宅された際に
身体全体に温もりが広がる。
全体の痛み⑩→⑦へ

3診目(5月29日)
大腿部のハリや痛みは消失し、臀部に少し残る。
全体の痛み⑦→⑤へ

4診目(6月5日)
6月1日、ヒールのある靴で歩くことがあり、
その後2日間痛みが⑧になるが、
徐々に治まり、現在は⑤まで落ち着く。

7診目(6月26日)
痛みを感じなくなることが多くなり、
全体の痛み②~⓪へ

8診目(7月3日)
痛みなく動けるので、
梅田のバーゲンにも行けるようになる。
調子が宜しいので、
本日にて御卒業とさせて頂く。
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【担当鍼灸師(新川)より】
少しずつですが、
一歩ずつ確実に改善の方向へ進んだ症例です。

症状の変化も、
当日よりも数日経ってからよく効果が現れておりました。
気滞の症状をしっかり緩めていくことで、
当初、硬さがみられた表情も次第に明るくなり、
施術の効果が徐々に出やすくなっておりました。

(2014年 6月 19日 更新)



大阪府高槻市在住 M.Kさま 47歳男性 管理職

大阪府高槻市在住 M.Kさま 47歳男性 管理職

主訴:坐骨神経痛
既往歴:腰椎椎間板ヘルニア、左目網膜剥離、盲腸

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2012年6月、腰に痛があり歩行困難となったことで整形外科を受診。
腰椎椎間板ヘルニアと診断され、早く手術した方が良いと
伝えられた為に7月に手術。
しかし手術後も痛みが引くことはなく歩行も芳しくないので、
別の整形外科を受診したところ坐骨神経痛と診断される。
その後は整形外科と整骨院に通院するも改善がなかった為、
当院での鍼灸治療をご希望なさる。

2012年10/27、初診ご来院。
症状は、右の臀部から足首にかけて痛みが常時あり、
特に動作開始時がきつい。
痛みがきつい為に毎食後に痛み止めを服用している。
舌診:紅色あせ、舌央部に少白苔。歯痕あり。
脈診:沈滑脈。
腹診:胃土~臍周に邪を診る。右の少腹部に手術痕あり。
弁証:脾虚湿盛。
取穴:督脈、足太陰脾経の経穴。

10/30、2診目。
施術後の帰宅中から痛みが引いてきて
臀部が②、足首が①とラクになる。
その後も痛みがきつい時で④、ラクな時は①となる。
舌診:歯痕はなく、紅色あせ。
脈診:緩脈で幅が小さい。
腹診:臍周に邪を診る。
弁証:初診時同様。
取穴:初診時同様。

11/4、3診目。
前回施術後から臀部は②、足首は痛みなしと
経過良く過ごせていた。
舌診:紅舌、薄白苔~少白苔。
脈診:やや濡脈。
腹診:胃土~臍周に邪を診る。
弁証:同様。
取穴:足太陰脾経、足太陽膀胱経の経穴。

11/7、4診目。
日中は痛みがなく過ごせたが、
夜中に一度だけ③程度の痛みがあった。
舌診:紅やや色あせ、少白苔。
脈診:緩脈で幅が小さい。
腹診:腹部全体自汗し、胃土~臍周に邪。
弁証:同様。
取穴:足太陰脾経、足太陽膀胱経、督脈の経穴。

11/10、5診目。
夜間の痛みは出なかったが、
日中の動作開始時に①程度痛みを感じる。
ただ、前回まで服用していた痛み止めを
止めてみたが、支障はない。
舌診:紅色あせ、薄白苔~少白苔。
脈診:緩脈。
腹診:胃土に邪を診る。
弁証:同様。
取穴:足陽明胃経、足太陽膀胱経の経穴。

11/13、6診目。
日中、夜間ともに痛みなく調子宜し。
また、調子が良いことで
久しぶりにゴルフの練習をしたが問題なし。
舌診:紅、薄白苔。
脈診:滑枯脈。
腹診:胃土~臍周に邪を診る。
弁証:同様。
取穴:前回同様。

症状は安定してきたが、
毎年末に調子を崩すと伺っていたので、
7診目から14診目(12/29)までは
週に1~2回のペースで診させて頂く。
途中でゴルフに行かれたり、
出張が続いたりしたが問題なく過ごされ、
御体が根本から改善された事を実感される。

2013年1/6、15診目。
年始に飲み過ぎた事もあり、
少し腰が重たく感じる。
舌診:紅色あせ、少白苔。
脈診:緩脈で按じて無力。
腹診:全体自汗し、胃土~臍周にうっすらと邪。
弁証:湿痰証。
取穴:足太陰脾経、督脈の経穴。

1/27、16診目。
3週間振りの来院となるが
調子良く過ごせている。
ただ冷え込んできたこともあり、
時々 動作開始時痛がある。
舌診:やや暗紅、少白苔。
脈診:緩脈で幅が小さい。
腹診:右の肝相火に邪を診る。
弁証:肝気鬱結。
取穴:足厥陰肝経、足太陽膀胱経の経穴。

2/11、17診目。
坐骨神経痛の症状は全くなく、調子宜し。
また会議で長時間座ったままのことも多いが、
そのような状況であっても腰は問題なし。
舌診:やや紅、簿白苔。
脈診:やや沈んで緩脈。
腹診:両肝相火にうっすらと邪。
弁証:前回同様。
取穴:前回同様。

調子が良いため、
17診目以降は月1回のペースで来院して頂く。
2014年5月の時点でも、
体調管理も含めて同じペースで診させて頂いております。

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【担当鍼灸師の下野より】
会社では人事部の責任者として、
会社内の人事は勿論ですが、
新入社員の面接や学校への挨拶回りなどで
全国を飛び回っておられ、
普段からゆっくり休む事もなく、
また食事も不規則になったりしていたようです。
来院当初は飲酒を毎日されていましたが、
今では休肝日を作ったり、生ものは止めたりと
御体が良い状態を保てるように、
ご自身でも節制しておられます。

(2014年 5月 28日 更新)



 

大阪府吹田市在住 K.Sさま 60歳女性 歯科医師

大阪府吹田市在住 K.Sさま 60歳女性 歯科医師

主訴:坐骨神経痛
既往歴:中耳炎

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2013年の8月、
今までになく冷えを感じるようになり、
その頃から腰に痛みを感じ歩行困難となる。
整形外科で坐骨神経痛と診断され、
治療を重ねることで歩行は可能となるが、
痛みは取れることなく持続しているとのこと。
また最近になりホットフラッシュもあり、
同時に改善が出来たらと御依頼を頂く。

2013年9月3日、初診。
舌診:紅やや暗で薄白苔。
脈診:沈んで緩脈。
腹診:全体緊張し、両肝相火が特に緊張が強い。
切経:合谷(左右)実、外関(右)実、後谿(右)実きつし、
三里~上廉(左右)実で自汗、太衝(左)虚中ノ実、太谿(右)やや虚。
弁証:肝鬱気滞。
取穴:足厥陰肝経、足太陽膀胱経の経穴。

9月7日、2診目。
治療直後から痛みが緩和し、
午前中は痛みが②、午後は③になってきた。
舌診:紅やや色あせ、薄白苔。
脈診:初診より脈は浮いてくる。
腹診:右の肝相火に緊張を診る。
弁証:初診同様。
取穴:初診同様。

9/10、3診目。
痛み自体が軽減しただけでなく、
痛みが一点にだけ限局してきたとのこと。
舌診:暗紅色あせ、薄白苔。
脈診:滑やや枯脈。
腹診:全体的に緊張を診る。
弁証:同様。
取穴:足厥陰肝経、督脈の経穴。

9/14、4診目。
前回治療後に長時間歩くも負担なし。
気がつけばホットフラッシュも出なくなった。
舌診:紅色あせ、薄白苔。
脈診:枯脈。
腹診:季肋部に緊張を診る。
弁証:同様。
取穴:足厥陰肝経、督足太陽膀胱経の経穴。

9/17、5診目。
全体的には調子は良いが、
無茶をすると膝裏に痛みを感じる。
舌診:紅色、薄白苔。
脈診:滑やや枯脈。
腹診:全体的に緊張を診る。
弁証:同様。
取穴:足厥陰肝経、督脈の経穴。

9/24、6診目。
2日前に妙見山へハイキングに行ったが、
痛みが出ることもなく非常は良いとのこと。
また今までならハイキング翌日に出ていた筋肉痛が、
今回に関しては出なくなった。
舌診:紅色、薄白苔。
脈診:緩脈。
腹診:季肋部の浮き。
弁証:同様。
取穴:前回同様。

この後も調子良く過ごされ、
9診目の後にもハイキングに行かれましたが
症状が出ることもありませんでした。
10診目の10/29を以て、
当院での治療をご卒業なさいました。

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【担当鍼灸師の下野より】
職業が歯科医師さんということもあり、
酷い時にはお仕事中にも痛みが出て
仕事が手につかないといったこともあったようです。
治療経過も初診直後から順調で、
仕事や日常生活への支障がなくなっただけではなく、
ご趣味のハイキングにも行くことができるようになりました。
短期間で治すことが出来て良かったです。

(2014年 5月5日 更新)


 

 

大阪府吹田市在住 K.Sさん 70代女性 専業主婦

大阪府吹田市在住 K.Sさん 70代女性 専業主婦
主訴;坐骨神経痛

2007/2/10来院。
右腰から太ももの裏にかけて痛みがあり、夜間尿に悩まれ
一鍼堂で鍼灸(針灸)施術を希望。
2回の鍼灸(針灸)施術で10あった坐骨神経痛の痛みがほとんど取れ、
その後夜間尿も調子がよかったとのこと。

大阪府大阪市旭区在住 M.Nさん 65歳男性

大阪府大阪市旭区在住 M.Nさん 65歳男性
主訴:坐骨神経痛

2007/10/2来院。
坐骨神経痛がきつく、中指の痛みとむくみに悩まれ、
整形外科で坐骨神経のブロックの注射、痛み止めの薬を処方されていた。
坐骨神経を治したいとの事で一鍼堂で受診。
鍼灸(針灸)施術後、
足が軽くなり帰宅後に散歩にも行けた。
神経ブロックと痛み止めの服用をやめてみたが
今までのような坐骨神経特有の痛みは出なかった。

大阪府豊中市在住 T.Hさん 63歳 主婦 

大阪府豊中市在住 T.Hさん 63歳 主婦
主訴:坐骨神経痛

子宮筋腫、高血圧、不整脈があり、
3,4年前から坐骨神経痛に苦しんでいた。
胃の痛みもあったのだが、
そちらを整えるように鍼灸(針灸)施術し、
5診目でだいぶ楽になってきたとのこと。
1年後再び歩きにくいと来院されたが、
徐々に改善されていきました。

大阪府豊中市在住 N.Eさん 40代女性 主婦

大阪府豊中市在住 N.Eさん 40代女性 主婦
主訴:坐骨神経痛

2007/8/3来院。
2年前から子宮筋腫と坐骨神経痛に苦しんでおられ、
座位(座った姿勢)や長時間の立位(立った姿勢)で
足首にまで痺れが出て、
座骨神経痛の痛みもとてもひどかった。
9月にはご主人の仕事で渡米しなくてはならず、
時間がなく日をつめて集中的に鍼灸(針灸)施術を行った。
当初は、施術後しばらくしたら再び痺れが戻ってきたが、
日を追うごとにその間隔は長くなり、渡米2日前には
痛み、痺れともに出なくなり、
なんとか期限までに座骨神経痛の痺れや痛みを克服され、
そのままアメリカへ。

元気にやっておられるでしょうか。

大阪府高槻市在住 T.Hさん 80歳 職業 無職

大阪府高槻市在住 T.Hさん 80歳 職業 無職
主訴:坐骨神経痛
その他の症状:夜間の全身疼痛、朝の手のこわばり、肩凝り、腰痛
既往歴:潰瘍性大腸炎

2009年1月より、坐骨神経痛を発症し、
仰臥位からの起き上がりの時の痛み、
後屈時の痛みがアリ。
夜間、睡眠時に全身に疼痛を感じるようになり眠れなくなる。
眠れなくなると、肩凝りや腰痛がひどくなる。

坐骨神経痛で当院に通院し、
無事御卒業された、F.Aさんの御紹介で2009年3/22来院。

舌診にて、舌苔が薄白苔。淡紅舌。
脈診にて、緩脈にして、やや弦脈アリ。
腹診にて、胃土ノ実アリ。
切経にて、左足三里の虚中ノ実、左衝陽の虚中ノ実、
右太衝の実、右申脈の虚、右後谿の虚中ノ実アリ。
背候診にて、左心兪の虚中ノ実、右脾兪〜右胃兪にかけての実、
命門の虚深シ。

聞診にて、発声時いきなり声が大きくなる傾向があり、
返答が早く、せっかちな様子。
3/22、初診時、考察として肝腎陰虚と診立て施術。
施術直後、起き上がった時の痛みが消失。

3/23、2診目。
前回施術後、起き上がる時の痛みがなく過ごされる。
後屈時の腰の痛み、夜間の全身疼痛は未だアリ。
朝の手のこわばり⑩→⑤へ減少。

3/26、3診目。
腰の調子良く過ごされる。
夜間の全身疼痛は未だアリ。

3/27、4診目。
夜間の全身疼痛が未だ変わらずあるため、
生活状況を詳しく問診すると
寒くなってきてから、
夜間に電気毛布を付けて寝ているとのこと。
夜間の電気毛布は、陰分を損傷してしまうため
使用しないように注意して様子診て頂く。
施術方針は変わらず肝腎陰虚を補う。

4/2、6診目。
夜間の全身疼痛が消失。
朝の手のこわばりも消失。

4/13、8診目。
御体の調子が良いので御卒業して頂きました。

施術担当者(為沢)より
冬によく電気毛布などの
暖房器具を使用して眠る方が多いです。
夜間は御体が一番無防備な時なので
暖め過ぎたり、冷やし過ぎたりすると
御体の異常として現れます。
一時的にラクになっても、
御体にとっては非常に危ないことですので
御注意下さい。

大阪府高槻市在住 匿名希望さん 67歳女性 主婦

大阪府高槻市在住 匿名希望さん 67歳女性 主婦

主訴:坐骨神経痛、右手中指の腫れ、左指関節の腫れ
その他の症状:なし

10数年前から腰痛が発症し、右足にかけて痛みが続いており、
20分以上の歩行、長時間の立位、腰を後屈時に痛みが増悪するとのこと。
長年に渡り、旦那さん、姑さんの介護で忙しい日々を送られており、
ストレスは溜まり易い状況にあったとのこと。
2009年6月5日一鍼堂来院。
初診:考察として、長年にわたり肝鬱気滞の状態が続いた結果
腎の陰虚を損傷したと診たてる。
脈診は寸位につまり。
処方は太衝、照海、肝兪、腎兪
治療後、体の軽さを感じ、
臀部から足にかけての脹痛消失。
脈の寸位のつまりマシ。

2診目:初診日より5日後に来院。
腰部脹痛消失。前回と同様の処方にて治療。

その後、歩きすぎると負担は出るものの
痛みを感じる時間は回数を重ねるごとに
短くなっていき、治療間隔をあけても
痛みが出なかったので10診目で
卒業して頂きました。

施術担当者(新川)より
長年介護による負担が、気の流れを滞らせ、
さらに腎気を損傷させたと診たて
治療にあたらせて頂きました。
お友達とお散歩するのが日課との事ですので
歩き易くなり術者も安心しております。
非常に良い習慣ですので、
今後とも継続し御体ご慈愛下さいね。


大阪府和泉市鶴山台在住 K.Hさま 40代男性 保険業

大阪府和泉市鶴山台在住 K.Hさま 40代男性 保険業 
主訴:坐骨神経痛(右)、足の痺れ
既往歴:なし

2009年8月初旬より、
右臀部〜大腿前面外側〜下腿やや外側〜母趾
にかけて痛み、重だるさ、痺れが出現する。
2009年8月23日
一鍼堂来院
舌診:舌根部に白苔
脈診:軟
腹診:胃土に実、臍下に虚
考察:腎虚膀胱実証
治療後:小腸経、膀胱経の経穴に置鍼し、
右の前脛部のジンジンとした痛みが和ぐ。
8月25日(2診目)
臀部からつま先までの痛みが
途中で分断されてきたが、痛みは残る。
うつ伏せになると、痛みが悪化するとのことで、
仰臥位のみでの治療をすすめていく。
8月27日(3診目)
臀部の痛みに⑩〜③までの波が出て来る。
前脛部の痛み③へ。
母趾の痺れ、大腿外側の痛みは変化なし。
動作時の痛みが10回中、1回緩解する。
歩行時の痛みが10m→20mに伸びる。
8月29日(4診目)
全体的にマシになり、
臀部の痛み、一日のうち半分近くマシな時間が増えてきた。
大腿外側は5回に1回は楽な時が出てくる。
前脛部の痛み感じず、母趾の痺れ緩解し、感覚が出現する。
8月30日(5診目)
全体的に半減する。
9月3日(6診目)
痺れが②まで下がる。
痛みのレベル、我慢出来るところまで
落ち着く。
その後
7診目、8診目と症状①〜②で落ち着いていたが、
9月初旬に研修が入り、負担がかかるとのこと。
研修後、
9月13日(9診目)
負担の割にマシな状態。
大腿外側②→⑤
母趾痺れ①→③
9月15日(10診目)
大腿外側⑤→②
母趾痺れ③→①と、
ほぼ良い時の状態へ改善する。
9月中旬から、仕事関係の負担が強くかかってきているとのことだが、
股関節の重さが出てくるが、徐々に治まっていき、
それ以外の症状も安定して治まってくる。
その後、年末の忙しさから負担出るが、
①、②で安定し、たまに出ても③、④で留まる。
2010年
1月7日(30診目)
腰の重さが気になる程度で、
坐骨神経痛の症状はほぼ消失。
1月22日(32診目)
全く痛みが出なくなったとの事で、
本日にて卒業とさせて頂きました。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
治療担当(新川)より
気の流れが非常に早い方でしたので、
置鍼はごくごく短く行いました。
こまめに来院頂き、前向きに治療を受けて頂いた印象が強くございます。

現在、御仕事以外にも役職をこなす多忙な日々が
続いていらっしゃると御伺いしております。

大阪府豊中市在住 N.Kさん 27歳 女性 主婦業

大阪府豊中市在住 N.Kさん 27歳 女性 主婦業
主訴:坐骨神経痛
既往歴:卵巣嚢腫、子宮頚癌

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2011年6月21日
一鍼堂来院
現在妊娠中。
先週、妊娠36週目(臨月)に入った日から
右の腰から付け根にかけての痛みが発症する。
最初は疲労時の夕方に立っていると痛み、
その後、座ったり歩いたりしても痛くなり、
最小限の家事(台所での作業)にも負担を感じる。

舌診:淡紅、薄白苔、老
脈診:滑、細
考察:太陽膀胱経の経気不利
処方:足の少陰腎経、手の太陽小腸経、足の太陽膀胱経
施術後、立位時の右腰の痛みが和らぐ。

2診目(6月23日)
右の腰から付け根にかけての痛み⑩→⑤へ
歩行時、台所での作業が動きやすくなる。

3診目(6月25日)
昼間の動作に支障がなくなる。
N.Kさん「歩く時も安心して歩けます」とのこと。
夜の痛みが残る。

5診目(6月30日)
夜の痛みが日に日に弱まってきた。
歩行等の動作時も大分ラクとのこと。
先日、産婦人科での検査も母子ともに異常無し。
調子宜しく、出産予定日も近づいたため
本日にて卒業して頂きました。
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担当鍼灸師(新川)より
妊娠により腎の弱りがすすみ、
表裏の関係にある足の太陽膀胱経の経気不利を
起こした結果、坐骨神経痛が発症したと診立てました。
膀胱経の経気を流すことでよく改善されておりました。
N.Kさん
元来生真面目な性格とのことですが、
今回の御出産は里帰りされないため、
全てご自分でしなければいけないと気が張っておられたようです。
あまり根をつめずに生活して頂ければと思います。
出産前にも関わらず、
真面目に通院して頂きありがとうございました!

 奈良県大和郡山市在住 M.Tさん 53歳 女性 製造業

奈良県大和郡山市在住 M.Tさん 53歳 女性 製造業
主訴:坐骨神経痛
既往歴:腰椎ヘルニア、アキレス腱断裂
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2011年5月に、
12時間かけてご実家へ帰られる。
その後、坐骨神経痛を発症し、
痛み止めの薬と、一ヶ月程整骨院へ通院するが、
効果をあまり感じられなかった。
そのためこの3ヶ月は御仕事を休まれているとの事。
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2011年7月27日一鍼堂来院

動作開始時や腰部前屈時に、
右の腰部から臀部にかけての痛みがあり、
増悪する時間帯は夕方に顕著。
現在は、痛み止めの薬で凌いでいるとのこと。

舌診:やや紅、白苔
脈診:滑(拍動時に重さを感じる)
腹診:右肝の相火の実、胃土の虚
切経:後谿(虚中ノ実)、陰陵泉(虚)、申脈(虚)
公孫(虚)、太衝(虚中ノ実)、心兪(虚)、脾兪(虚)、腎愈(虚)
考察:肝鬱気滞
取穴:足の厥陰肝経、手の太陽小腸経、足の太陽膀胱経の各経穴に刺鍼
施術後、前屈時の痛みが半減する。

2診目(7月31日)
痛み止めの薬なく過ごす事が出来、
動作開始時や夕方の痛みが激減するが、
前屈時の痛みが少し残る。
前回同様に施術を行う。

4診目(8月11日)の時点で、
坐骨神経痛の症状が消失したため、8月17日から御仕事へ復帰され、
9日後の5診目(8月20日)においては、
フルタイム(9:00~17:00)の勤務をこなされるも、負担なくこなせた。
一度様子を診て頂くようにお伝えする。

3ヶ月後に、
6診目(11月19日)を診させて頂き、
御仕事の負担が出るものの、
臀部に限局し、痛みも軽くすんでおり、
以前より歩くのが速くなったとのこと。

7診目(11月27日)
臀部の痛みも消失し、
最近では、痛みで乗れなかった自転車に乗れるようになった。
舌診:淡紅、薄白苔
脈診:緩滑
腹診:右肝の相火の実ほぼ感じられない

調子宜しいので本日でご卒業して頂きました。

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【担当鍼灸師の新川より】
肝鬱気滞の特徴としまして、
身体を動かさずにいると停滞を引き起こし、
症状を悪化させることが多くあります。
M.Tさんの場合、ご実家へ帰省される際に停滞が起こり、
また日々の業務でも一日中座ることが負担になっておりました。
今回の施術では疎肝を行い、
気が動きだすことで痛みも軽減され、
最終的には御仕事へ復帰されました。

M.Tさん
坐骨神経痛の影響で、
生活の中でも思い通りにいかないことが多くあったと、
お伺いしておりましたが、
自由に活動されていらっしゃるとのことで、
こちらも嬉しく思います!
また、遠方からの来院ありがとうございました。
御卒業おめでとうございます!


大阪市西区在住 M.Sさま 60代女性 介護職 

大阪市西区在住 M.Sさま 60代女性 介護職 

主訴:坐骨神経痛
既往歴:ギックリ腰
    白内障

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2010年7月10日に御主人の実家にて
地面の段差でつまづき、腰に激痛が走る。
整形外科にて、坐骨神経痛と診断され痛み止めの注射を施すが
痛みが一時的には緩和するが、痛み引かず。
御自宅の近所にある鍼灸院にて施術を受けるが
やや雑な手技による施術であったため痛みがきつくなったとのこと。
本格的な鍼灸院をインターネットで検索し
当院を見つけ予約の連絡を戴く。

【2010年7月30日一鍼堂、来院。】
坐骨神経痛の症状の詳細を伺うと
御仕事が介護職のため、入浴介助、衣類の着脱など
利用者さんの身体介助を主に行うため、足腰に負担があり
右太腿部後面に痛みが走り踏ん張ることができない。
10分ほど立っていると痛みが出てくるので
立ち仕事ができず、同僚に迷惑をかけるため現在は休職中。
早く改善して仕事復帰したいと依頼される。

舌診:舌根部に白苔アリ

脈診:濡脈
腹診:胃土~臍周にかけての邪実きつし
切経:
後谿(虚中ノ実)・曲池(虚中ノ実)
上廉(実)・申脈(虚)・筋縮(実)・大腸兪(虚中ノ実)

考察:肝鬱気滞証

治療後:右大腿部後面の痛みが治療前⑩→②まで緩み動かしやすくなる。

8月3日(2診目)

右大腿部後面の痛みが②まで緩んだが、やや戻り④になっていたが
本人は大分動き良くなっていると満足されている様子。
初診時の施術を継続。

8月6日(3診目)

調子良く過ごしているとのこと。


8月10日(4診目)

痛みがほとんど出ていないため、長距離歩行して
疲れのためか、やや痛み①ほど右大腿部後面に引っかかりアリ。

8月15日(5診目)

長距離の歩行や重い荷物を持って足腰に負荷をかけても
痛みが出ていないため、明日より仕事に復帰すると御報告頂く。

その後も調子良く過ごし、御仕事で痛みが出ることもないと
御報告頂いたので、御卒業して頂きました。

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【施術担当(為沢)より】
問診の時点で、気持ちが高揚していらっしゃったのか
よくハキハキと喋る方で、
メモを書くのが追いつかなかったことを覚えております(笑)
しかし、その喋られている様子から
正気の弱りは感じられなかったので5診の施術でよく改善できました。
御仕事柄、足腰に負担はかかりますが、
何かあればすぐ御体診させて下さいね。
御卒業おめでとうございます!




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現在作成中です。
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