主訴： 顎の痛み
既往歴：萎縮性胃炎
顎関節症
-------------------------------------------
【依頼時の内容】
病歴:
2012年4月初めに今回と同じ症状がありました。
その時は右ではなく左側でした。
歯科・口腔外科で診察を受けても異状なしでしたが、
痛みは1週間続き、痛み止めも効きませんでした。
以前同様の症状を訴える患者さんに
効いたことのある漢方があるということで、
最後の手段で半夏瀉心湯を処方してもらったところ、
飲み始めてから1週間もかからずに完治して、
その後再発はありませんでした。
今回は2015年7月初めに
うっすら右の奥歯の痛みが出始め、
同時期に家族から歯ぎしりを指摘され、
睡眠不足の自覚も出たため、
口腔外科にてナイトガードを作って現在も使用中です。
使用し始めて約2週間になります。
ですが歯の痛みはなくならず、むしろ日に日に悪化していき、
今週火曜日に激痛という表現になる痛みになり、
そこからは波はありますが痛みが途切れることはほとんどなく、
激痛時は息もできません。
激痛が始まった火曜日に口腔外科を受診し、
レントゲンを撮りましたが
痛みが出るような状態とは思えないと首を傾げられ、
ロキソニンを処方されましたが全然効きませんでした。
どうにも我慢できないときに
市販の半夏瀉心湯を飲んでみましたら、
すっと症状が和らぎました。
でも完全に消すことは今回はできないようで、
水曜日も1日3回飲みましたが、
激痛になる頻度は減っているかもしれないという程度です。
今日は半夏瀉心湯は飲んでいませんが、
昨日より激痛になる感覚が短くなっているような気がします。
ネガティブなことを考えると より痛みが増すような気もします。
顎の激痛に関しては以上ですが、2014年5月末から
原因の特定できない体調不良が始まり、現在も治療中です。
主な症状は胃痛と脱力症状です。
胃痛は体の栄養状態を整えながら
安中散を飲んで今は落ち着いています。
ですが脱力症状は思い出したように細かく再発を繰り返し、
朝から全然体が動かないこともあります。
なぜ起きるかは自分ではわかりません。
2015年6月初めに疲労外来へいき、
問診してもらった限りでは
慢性疲労症候群の症状ではなさそうなので
睡眠がうまくとれていないのではないかと言われました。
夜に質のいい睡眠を取ろうと努力しているところで
今回の歯痛がきたような感じです。
それから、関係があるかどうかわかりませんが
コーヒーと砂糖の摂取で脱力症状が出るときがあります。
こちらも原因不明ですが
食べる時間帯や量を調整すれば日常生活は送れます。
どうぞよろしくお願い致します。
（本文ママ。）
【体験談】
2015年頃の夏から
一鍼堂さんでお世話になっています。
元々不調が多い方でしたが、
２年前から特に不調の種類と苦しむ時間が増え
病院を転々とするも、原因はわかりませんでした。
ある日、激痛が数日続き、心身とも疲れ果て
病院探しにも限界を感じていたので、
一鍼堂さんにお電話をしました。
日がよかったのもあるかと思いますが
即日診ていただけたこと、
それから診察前に時間をかけた丁寧な問診。
それだけでも心が癒され楽になったのを覚えています。
激痛も数日中に収まり、効果を実感し、
今後もお世話になることを決めました。
今も週１～２回診ていただいています。
１年前に比べると、不調で苦しむ時間は相当減りました。
継続して診ていただいて いちばんよかった思うのは、
自分の体に関心を持てるようになったことです。
毎回施術前には前回の鍼から今までどんな調子だったか、
鍼を刺した後 どう感じたかを聞いてくださいますので、
自然と自分の体に向き合うことになりました。
意識して自分の体を見てみると、
不調にも理由があるのだとわかってきたので、
無理をしなくなりました。
理想の「普通」の体を
手に入れたいと思っていたこともありますが、
まったりペースのこの体も悪くないなと今は思えます。
本当に感謝しかありません。
マイペースでじっくり治していきますので、
これからもよろしくお願いします。
（本文ママ。）
--------------------------------------------------
| 
