逆子(逆児)を鍼灸(針灸)で克服しよう!帝王切開をするその前に!/大阪の鍼灸院 一鍼堂/大阪の鍼灸院 (針灸院)一鍼堂

神戸三宮院豊中院漢方薬舗

逆子の症例集

※ここでは逆子
一鍼堂での症例を紹介いたします。
巷では症例集と称し、
宣伝まがいの自作自演の内容を多く見かけますが、
当院では、紹介するすべての内容が
事実に基づいた内容であることをここに明記し、
紹介させて頂きます。



妊娠31週。逆子体操をしても改善しなかった状況での鍼灸治療改善例

神戸市東灘区在住 Y.K様 28歳 女性 主婦
主訴:逆子(28週←施術依頼時)
既往歴:子宮痙攣
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2016年11月、結婚。
2017年になり自然妊娠が発覚。
妊娠初期は少しの悪阻はあったものの、
体調に大きな影響なく過ごす。
体調の変化があるとすれば、
妊娠してから暑がりになったとのこと。
その後、安定期に入り20週台も体調問題なく過ごすが、
26週に入った頃より逆子と診断を受ける。
出産予定日は9月18日。
まだ胎児がよく動く時期ではあるので帝王切開の話はまだ無く、
逆子体操の指導を受け、しばらく様子を診ましょうとのこと。
28週になり、逆子の改善が診られなかった為
当院に逆子の施術依頼をする。



【2017年6月27日(火)、一鍼堂来院。】
上記の話を踏まえ、胎児の位置を問診。
胎児の位置は、図のように左側に位置し、
脚を伸ばした状態の様子。

舌診:紅舌
脉診:滑やや弦
腹診:全体に腹満
考察:気滞と下焦湿痰
取穴:足太陰脾経の経穴
治療後:胎児よく動く



6月30日(金) 2診目
前回治療直後は胎児よく動くが、その後 大きな変化なし。
舌診:紅舌マシだが、舌根部に白苔アリ。
脈診:滑きつし
取穴を足陽明胃経の経穴に変え施術。


7月4日(火) 3診目

妊娠29週。
胎児の位置が左側から右側に変わるが、
頭が下へ向いた様子ではないとのこと。
図のように脚を伸ばした状態のよう。
取穴:前回と同様
治療後:胎児よく動く

7月11日(火) 4診目

妊娠30週。
前回治療後、胎児が右寄りになり丸まっているよう。
まだ頭は上にあるとのこと。
腹診:下焦の表邪は除かれてきたが、裏の奥深く邪がある様子。
取穴:足太陰脾経の経穴
治療後:全身ポカポカし、よく温まってきた。

7月14日(金) 5診目

前回治療後、
胎児よく動き普段蹴らないような場所を蹴るようになったとのこと。
頭が下に来た感覚もあり。
舌診:舌根部の白苔→薄白苔に。
脈診:滑よく緩む
腹診:下腹部に胎児の頭部らしきものあり。
治療後:スッキリされる。

次回の予約は、31週を迎える婦人科での検診後に連絡頂く予定。

7月15日(土)
妊娠31週。
婦人科の検診にて胎児が頭位になっていることを確認、
御電話で報告を頂いたため、そのまま施術を卒業される。
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「治療を進めていく上で、
湿痰の裏に瘀血のようなものがあったので
最終的にこれをよく捌き 逆子の改善に至りました。」

担当鍼灸師:為沢

関連リンク:
【体験談】逆子(31週):神戸市東灘区のY.K様

(2017年 11月 4日 更新)





高齢妊娠の逆子の改善例

大阪府豊中市在住 M.U様 40歳 女性 弁護士
主訴:逆子(31週)
既往歴:右大腿骨頸部骨折
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【来院時の依頼文】
病歴:
妊娠5週時に切迫流産と診断され2ヶ月絶対安静指示。
1月から限定的に仕事復帰し、
現在も週4日ペースで仕事しています。

妊娠前は腰痛になったことはなかったが、
医師にも羊水が多めと指摘され、最近腰痛気味です。
また2週間前くらいからお腹のはりが気になります。
高齢出産ということもあり、医師も切迫早産を危惧しています。

自宅で安産灸にも挑戦したいので、
体をみていただき、必要性や三陰交の場所を教えていただきたいです。

宜しくお願いいたします。

(本文ママ。)

【2016年5月17日(火)、一鍼堂来院。】
結婚して1年後に自然妊娠にて子供を授かる。
妊娠初期などは悪阻などなく過ごすが
妊娠後期になり、腰痛になる。

逆子は31週の検診で発覚。
以前から婦人科で、
羊水が多いので逆子になる確立が高いと診断を受けていた模様。
胎児はよく動いてはいるが、
ひっくり返る様子はないとのこと。
「逆子の灸」を所望されているが、
弁証論治のもと、灸が適しているか判断が必要になる。

生活習慣
特に偏った生活習慣はないが、
弁護士の仕事をしているため、
産休(6月1日からの予定)に入るまで
ギリギリ仕事をしている。

舌診:やや老舌、やや暗紅
脉診:緩滑
腹診:全体に腹満
考察:肝鬱気滞証
取穴:足太陰脾経の経穴
(内熱があったので、灸はせずに鍼で施術)
治療後:胎児よく動く

弁護士業が多忙なため、
産休に入るまで来院できないので
次回6月5日(日)に予約取られる。


6/5(日) 2診目

逆子はまだ返っていないが横向きになるようになってきた。
腰痛は6/1から産休に入って、大分楽になってきたとのこと。
舌診:やや老舌マシ。
脉診:滑脉消失。
腹診:腹満マシ。右側が張っているが、胎児の頭の可能性。
取穴:証は変えず、取穴を足少陽胆経の経穴を使用。


6/10(金) 3診目

妊娠35週。
胎児の向きが反転したが、
頭の位置が上部へ戻ってしまった。
ただ、いつも以上によく動くようになると伺う。

舌診:やや老舌マシ。舌辺のハゲあり。
取穴:前回に引き続き足少陽胆経の経穴。


6/16(木) 4診目

前回施術後からグルグルよく胎動があり
頭の位置が左下側へ来たが
まだ横向きな感じがあるとのこと。
取穴変えずに足少陽胆経の経穴を使用。


6/17(金) 5診目

おそらく頭位になったと話を伺う。
帝王切開の日取りも決まっていたので
大分安心された様子。


6/18(土)
前回施術の翌日、婦人科の検診にて
逆子が治っていたと診断を受けられたことを
電話で報告を頂いたので、これを以て依頼達成とする。
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「逆子の灸を希望される患者さん
よくいらっしゃいますが、
体質によっては逆効果になり兼ねない場合があります。
この方も、熱が籠もっていたので
お灸をすると気鬱化火しかねなかったです。
鍼で気を流すことで気機が行きわたり
胎児も動いてくれました。
タイムリミットが迫っていたので
正直ビビりましたが、間に合って良かったです☆」

担当鍼灸師:為沢

(2016年 10月 13日 更新)




妊娠37週、出産予定日まで1ヶ月を切る中
帝王切開回避に向けての逆子の改善例

大阪府豊中市在住 Y.Y様 36歳 女性 主婦

主訴:逆子(妊娠34週・依頼時)
既往歴:扁桃炎
    甲状腺疾患の形跡

【来院時の依頼文】
逆子。
(問い合わせ依頼時)現在34週です。
31週の時に逆子と診断され、
体操やお灸など試したのですが治りません。
来週の検診で帝王切開の日程が決まります。
できれば自然分娩で産みたいのでご相談させていただきました。

病歴:
アレルギー性鼻炎
頭痛
生まれつき左耳の聴力なし
副鼻腔炎
扁桃炎
肩こり・腰痛
冷え性
甲状腺(去年、市の健診で問診の際内科の医師より
甲状腺の指摘を受け血液検査するも異常なし。
念のためエコーを撮ると過去に何らかの甲状腺疾患があった
形跡があるとのこと。
以降1年に1度のエコー検査をすすめられている。)

(本文ママ。)

【2015年11月22日(日)、一鍼堂来院。】

来院時には35週。
・お腹の子どもは2人目の子どもで、31週で逆子と診断を受ける。
・1人目(現在4歳)の時は逆子ではなかったので初めての逆子。
・逆子体操や三陰交に施灸するも子ども反らず。
・1人目の時は悪阻やお腹の張りもなく
 妊娠中は体調順調だったが、
 今回は妊娠初期に食べ悪阻と全身の湿疹が出て辛かったとのこと。
・出産予定日は12月27日予定。

症状
・妊娠してから便通が2~3日に1行。
 残便感がありスッキリしない。
・小便が1日に10〜12回。夜間尿が1回。
 これも妊娠してから近くなったとのこと。
・元来 左耳の聴力がなく、聞こえていないとのこと。
・夜はよく眠れているが
 小さい物音で起きてしまう。

舌診:舌尖の紅
脉診:緩滑脈
腹診:腹満きつし。心下部に硬結(おそらく胎児の頭部か)
考察:肝鬱気滞
取穴:足厥陰肝経の経穴
治療後:力が抜けてスッキリする。
養生指導:引き続き逆子体操をしてもらう。
目標:次回の検診が11/27(金)に控えているのでそれまで詰めて診ていく。

11/23(月) 2診目
前回治療後、頭がスッキリする。
胎動はあるものの、ひっくり返るまでは至らず。

11/24(火) 3診目
激しい胎動があり。
体が一日中温まっていたとのこと。
舌診:舌尖の紅マシに。

11/26(木) 4診目

胎動はよくあるが返らず。
夜中に胎動が激しかったのであまり眠れていない。

11/28(土) 5診目
昨日、36週の検診だったが逆子変わりなし。
帝王切開の日程が12/16に決まる。
脈診:緩マシだが滑が目立ってきた。
手陽明経の経穴を追加する。
次回の検診が12/4(金)の予定。

11/29(日) 6診目
久しぶりにグッスリ眠れたとのこと。
脈診:滑がよく治まる。

11/30(月) 7診目

胎児、左右でよく動くようになる。

12/1(火) 8診目
この日も胎児が左右でよく動いていると報告頂く。
腹診:腹満大分マシ。張っていたお腹が柔らかくなってきた。

12/3(木) 9診目

前回治療後に返ったかも知れない と報告頂く。
蹴る場所が明らかに上の方になっているとのこと。

12/4(金) 電話にて
37週の検診に行って来て、
逆子が治っていたと報告を頂き依頼達成となる。

その後、無事自然分娩で出産し、
御主人の仕事の都合で2016年4月に仙台へ引っ越しされ
多忙な日々を過ごすが、体調崩さず過ごしていると
メールで御報告頂く。
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「37週と大分ギリギリのところで逆子治すことができました。
帝王切開の日程が決まり少しヒヤヒヤしましたけど、
何とか依頼達成できて安心しました(^_^;)
治る方は1〜2診で簡単に治ることもございますが、
このようにギリギリになってしまうケースもありますので、
できるだけ詰めて診させて頂くようにお願いしております。」

担当鍼灸師:為沢

関連リンク:
逆子(37週)…大阪府豊中市のY.Y様の鍼灸治療体験談

(2016年 6月 18日 更新)




大阪府豊中市在住 H.Mさま 31歳女性 兼業主婦

大阪府豊中市在住 H.Mさま 31歳女性 兼業主婦

主訴:逆子(31週)
既往歴:なし
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妊娠27週で逆子とわかり、
逆子の灸や逆子体操をするも改善はしない。
産科医からはあと1週間が目安と言われ、
精神的に焦りがある。

2014年4/20、初診ご来院。
舌診:厚さが薄く、紅色あせで薄白苔。
脈診:一息五至の数で細い。
腹診:全体緊張し、下腹部に冷え。
切経:陽池(左)やや虚、霊道(左右)実、太衝(右)実、
   公孫(左)やや虚で自汗、臨泣(左)虚中ノ実。
弁証:肝血虚。
取穴:足厥陰肝経の経穴。
施術後:体が温もり、胎児がよく動く。

4/22、2診目。
施術当日はよく眠れ、体が軽く感じる。
肝心の逆子に関しては、
治っているかはわからないが、
今まで以上に動いているとのこと。
舌診:厚さは薄く、紅で薄白苔。
脈診:数は落ち着き一息四至。
   ただまだ細い。
弁証:初診同様。
取穴:足厥陰肝経、足太陰脾経の経穴。
施術後:前回同様に体が温もる。

この3日後に検診があり、
逆子は改善していておりました。
6/6に予定よりは1週間早いが、
無事男の子をご出産なさいました。

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【担当鍼灸師の下野より】

治験のお仕事をなさっており、
こちらが忙しいこともあったようですが、
年始早々に親族で大病を患われた方がおり、
そちらの心配や仕事後・休日の看護が
続いていたことが御体に影響したと考えられます。

先日、産後初めてご来院頂きましたが、
お子様は元気にスクスクと成長し、
また大病を患われた親族の方も
元気になられたとお伺いしました。

(2014年 9月8日 更新)




大阪府豊中市在住 A.Mさま 36歳女性 兼業主婦

大阪府豊中市在住 A.Mさま 36歳女性 兼業主婦

主訴:逆子(33週)

既往歴:妊娠糖尿病

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【来院時の依頼文】
逆子の経過
妊娠6か月ころから逆子が続いており、
7か月で戻るも、また8か月~現在まで逆子。
(本文ママ。)

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【現在の状況】
現在妊娠33週。
今回、2回目のご出産。
(予定日は、8月4日)
次回の検診が7月4日予定。
ちなみにお一人目も逆子だったが、
自然に戻ったとのこと。
逆子のせいか、
下腹部を蹴られているような衝撃をよく感じる。

妊娠後からの症状として、
・夜間尿:1回
・足のむくみ 等あり

美容関係のお仕事をされており、
6月末までお仕事は続けられる予定。

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2014年6/25、初診。
舌診:紅舌、白苔

脈診:緩、滑、枯

腹診:臍下の虚
弁証:腎気虚
施術後:腹診にて臍下の虚がうまる。
    足のむくみが緩み、圧痛がましになったとのこと。

6/27 (2診目)
前回施術後、
26日の晚に胎児が大きく動いた感覚があった。

7/1 (3診目)
来院前は、
下腹部を蹴られている感覚が多かったが、
最近は横に衝撃を感じることが出てくる。

7/3 (4診目)
前回施術後より、
・胎動をよく感じるようになる。
・むくみはほぼなくなる。

☆7月4日の検診の結果、
逆子の状態のままだったとのことで、
再び施術にあたらせて頂く。

7/11 (6診目)
夜間尿がない日が出てくる。
また、あっても以前と比べ朝方に行くことが多くなる。

7/17 (8診目)
梅雨時の影響か、
湿の停滞がみられたため、
祛湿を試みる。

☆最終の検査日である
7月23日に逆子が治っていたことが判明する。


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【担当鍼灸師の新川より】
30代後半でのご出産ということもあり、
腎気を補うように施術をすすめていきました。
ただこの時期特有の湿の停滞があり、
それらを同時に散らしていくことで、
期限ギリギリで改善に至ることが出来ました。

(2014年 8月27日 更新)




大阪府豊中市在住 Y.Hさま 34歳女性 兼業主婦

大阪府豊中市在住 Y.Hさま 34歳女性 兼業主婦
主訴:逆子(32週)
既往歴:胃腸炎、卒腰痛(ぎっくり腰)、アレルギー性鼻炎
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【依頼時の内容】
今回で第三子
現在32週
30週の時に逆子発覚
本日の検診で逆子がなおっておらず、
小指にお灸をし、次回の検診までになおらなければ
外回転術をするといわれた

次回検診は3月6日
今日、お灸をしてみたが、
冷え性の為か全く熱くなく、温かささえ感じなかった。

逆子は今回はじめて
お腹がよく張り、今まで便秘に悩まされた事はないのに、
今回はずっと便秘気味でマグミットを処方され飲んでいる
手足、下半身がいつも冷たいです
体重が増えすぎと注意されています
(本文ママ)
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2012年3月2日一鍼堂来院
3人目のお子さんを妊娠中、30週から逆子になる。
妊娠32週の現在も勤務されており、
出産直前まで続けられるとのこと。
今回妊娠されてから、貧血、体重増加、お腹の張り、便秘などアリ

舌診:淡紅、白苔、胖
脈診:按じて指に重さが残る
腹診:小腹部に冷え
切経:陰陵泉(虚)、太谿(虚と枯れ)、太衝(虚中ノ実)
考察:脾腎の弱り
施術後、小腹部の冷えが小さくなり、
脈力がよく出てくる。

3月4日(2診目)
前回施術後から便秘が改善し、お腹の張りが緩和される。

その後、検診を受けられ、
御電話にて「逆子が治りました!」との御報告を頂く。

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【担当鍼灸師(新川)より】
妊娠30週目から逆子になり、
御自分でお灸などを試してみるが効果が出ず、
当院へ来院されました。

御仕事や育児、家事などの負担により、
御体が疲労し、正気が弱っている状態でした。
それらの弱りを徹底して補っていくことで、
逆子の症状とともに、便秘、お腹の張りも改善されておりました。

(2014年 5月21日 更新)




大阪府豊中市在住 M.Kさま 32歳女性 事務職

大阪府豊中市在住 M.Kさま 32歳女性 事務職

主訴:逆子(31週目)
既往歴:特になし
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2011年8月20日
一鍼堂来院
7月中旬にマタニティスイミングの後から、
逆子になる。
妊娠33週までは御仕事を続けるとの事。
随伴症状として足のむくみあり。
8月26日に逆子の検診予定。

舌診:白苔
脈診:濡
腹診:肝の相火の実、胃土周辺の虚
考察:脾胃の湿痰
処方:足の陽明胃経、足の太陰脾経
施術後:白苔が薄く抜けてくる。濡脈まし。

2診目(8月23日)
前回施術後、むくみはまし。
その後出てくるが、運動するとましになる。
舌診:白苔薄くなるが残る
脈診:滑
腹診:肝の相火の実、胃土の虚
考察:胃の弱り、肝鬱気滞

3診目(8月23日)
施術後、胎児が全体的によく動いているが、
ご本人曰く逆子が治っているかは分からないとのこと。
むくみは、仕事後にきつくなることが多い。
舌診:白苔、紅舌
脈診:弦
腹診:胃土の虚まし、肝の相火の実まし
本日、肝鬱気滞が強く出ているため、
疎肝を中心に施術を行う。

3日後、お電話にて
『逆子が治りました』と御報告頂く。

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【担当鍼灸師(新川)より】
当初「(逆子が)戻りますかね?」と、
心配されておられましたが、
検診の結果、無事逆子が治ったと御報告頂きました。

スイミング時に、湿邪を取り込んだことが
逆子の引き金となっておりましたが、
お仕事による気滞があることで、
邪の停滞がとれにくくなっていたと考察しております。
養生としては、適度に御体を動かすことが重要となって参ります。

(2014年 4月25日 更新)




大阪府豊中市在住 Y.Nさま 35歳女性 主婦

大阪府豊中市在住 Y.Nさま 35歳女性 主婦

主訴:逆子

既往歴:なし
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【来院時の依頼文】
現在、妊娠9ヵ月(33週1日)に入りますが、
かかりつけの産婦人科より
逆子を治す方法としてお灸を勧められています。
自分でも試していますが、お灸を行ったことがない為、
正しく施術できているかわかりません。

病歴:
特に通院歴はナシ。高血圧・糖尿病などの家族歴もナシ。
冷え性もなし。
妊娠前から肩こりはありましたが、
マタニティスイミングに通い始めてからなくなりました。
腰痛・お腹のハリもありません。
8月17(金)に逆子と診察されお灸を渡され、
8月22(水)に外回転術を産院で行う予定です。

【2012年8月19日、一鍼堂 初来院。】
上記の依頼文を受け、診察開始。
現在妊娠33週、初産になる。
依頼文に書いてある通り、
産婦人科でお灸を勧められ至陰に灸を施すが
胎児に大きな動きは無く効果なし。
妊娠してからの体質の変化を伺う。
妊娠してから易疲労、便秘になりやすくなり
スイミング・ウォーキングなど運動すると
疲労感、便秘共にマシになる。
口が渇き易く、冷飲を好み一気にゴクゴク飲む傾向あり。
多汗で顔・頚・胸・背中、腹・臀部に汗をよくかく。
仕事は2011年の年末まで製薬会社の営業をしており
仕事中はイライラしやすかったとのこと。
10月5日出産予定だが、
8月22日に外回転術をして逆子が治らなかったら
帝王切開の予定を組まれるので
それは避けたいと依頼を受ける。

舌診:紅舌、白膩苔

脈診:滑やや数脈

腹診:右肺先~右少腹部に邪
切経:
孔最(実)・曲池(実)・郄門(実)・内関(実)・列缺~太淵(自汗)
曲泉(虚中ノ実)・足三里(実・熱感)・上廉(実)・解谿(枯れ)・衝陽(実)
考察:肝鬱化火証

施術後:
お腹の張りがマシになる。

8月20日(2診目)
前回施術後、便がいつもよりスムーズに出るようになる。
頭位は変わらず同じところを蹴る。
22日の検診を受け、逆子治っていればそのまま経過観察して頂き、
治っていなければ、予約して頂き引き続き診ていく旨を伝え施術終了。

8月22日(産婦人科での検診日)
Nさんよりメールで報告を頂く。以下記載。

Y.Nです。
為沢先生に逆子治療のため
2回診察していただき針をしていただきました。
本日(8/22)、産院にて外回転術の予定でしたが
頭位に直っていたため何もせず即終了でした!
本当にありがとうございます!!!

まだ回る可能性もあるとのことで、、、
もしまた逆子になってしまったらよろしくお願いします(笑)

(本文ママ。)

目標達成されたので、今回を以て御卒業して頂く。
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【担当鍼灸師の為沢より】
2診で逆子が改善された症例です。
至陰のお灸で効果がなかったというのも
施術方針を立てる上でのヒントになりました。

(2014年 4月13日 更新)




 

大阪府豊中市在住 K.Sさん 33歳主婦

大阪府豊中市在住 K.Sさん 33歳主婦
主訴: 逆子

2003/2/3来院。
もともと原因不明の夜間の咳がひどく来院されたが、
逆子ということで相談を受け、
その後、逆子の鍼灸(針灸)施術も同時に開始した。
3回目の鍼灸(針灸)治療で胎児が動くのを感じ、便通がよくなられ、
4回目、夜間の咳も良くなり、逆子も治っていた。
その後無事出産され、
面白いことに、このとき逆子を克服し産まれてきたお子様も
当院で小児鍼(小児針)を行っており、
お腹の中からの付き合いとなっています。
テイ鍼と呼ばれる刺さない鍼(針)治療でアトピーなども克服され、
元気いっぱいです。

逆子画像

 ↑
ある日、このお子様が絵を描いてこられ
「せんせぇに。」
とプレゼントしてくれました。
今では一鍼堂の、僕の宝物です。

大阪府吹田市在住 Y.Sさん 33歳介護職

大阪府吹田市在住 Y.Sさん 33歳介護職
逆子

2007/11/14来院。
妊娠30週で
腹部の強い張りを感じる。
逆子だとわかり、産婦人科の先生に逆子体操を勧められ行うがまったく動かない。
1度目の鍼灸(針灸)施術ののち、
2回目の施術予約を入れていただいていたが
翌17日に電話にて「治りました!」の報告を受け逆子の鍼灸施術を終了する。

大阪府豊中市在住 Y.Hさん 35歳主婦

大阪府豊中市在住 Y.Hさん 35歳主婦
逆子

2007/5/25来院。
妊娠32週で2人目。
26週目には逆子とわかり、
咳に伴う尿漏れ、夜間頻尿、腹部の張りを伴い悩んでおられました。
鍼灸(針灸)施術後は今まで感じたことがないほど
胎児の動きを感じられたのだが、
産婦人科検診で
「横位だったのが完全に逆子になっている」
「臍の緒が首に巻いてしまっている」と言われ、
また、膀胱炎にもなっていると薬を処方された。
この時点で、患者様本人も「帝王切開も仕方ないかな・・・」と落ち込んでおられたが、
7,8回の鍼灸(針灸)施術で胎児はさらによく動いてくれ、
9回目の治療後・・・!
産婦人科検診で「逆子が治って頭位になってるよ!」と言われ、
「うれしい!」と喜びのメールをいただきました。

大阪府吹田市在住 K.Kさん 20代 病院勤務

大阪府吹田市在住 K.Kさん 20代 病院勤務
逆子

2008/1/12来院。
初めての妊娠で35週目の逆子、
一鍼堂にて鍼(針)施術を希望。
2,3回目の鍼灸(針灸)施術で大きく動き出し、
初診から10日で逆子が正常に戻った。

大阪府豊中市在住 M.Tさん 34歳 主婦

大阪府豊中市在住 M.Tさん 34歳 主婦
主訴:逆子

2008/4/9来院。
妊娠34週で2人目。
2週間前の検査では正常。
34週で逆子と診断され、一鍼堂にて鍼灸施術を希望。
切経時、両手陽明経の合谷穴の枯れ(皮膚のかさつき)がみられる。
陽明に邪熱がこもり陰陽の失調を起こした為、胎児不正となったと考察。
右合谷に針を施す。
抜針後、合谷に津液がまわり枯れが随分減ったのを確認。
翌日の検診で逆子が治ったとの連絡を頂き、
1回の鍼灸治療で逆子が治った。

ブログに記事あり。
https://www.1sshindo.com/blog/blog-entry-291.html

(2008.04.22掲載)

大阪府豊中市熊野町在住 H.Yさん  20代 女性:事務職

大阪府豊中市熊野町在住 H.Yさん  20代 女性:事務職
逆子

2008年10/6に逆子と発覚。
逆子体操、逆子の灸をするも治らず。
10/27鍼灸治療を希望され、一鍼堂来院。

切経にて、両足陽明経の冷えが顕著。
反応をうかがい、上廉(上巨虚)に刺鍼、
足陽明経の冷えが取れた事を確認し、施術を終える。

後日、産婦人科検診にて逆子が治っていたとのこと。
初診にて鍼灸治療終了。

大阪府豊中市上新田在住 K.Mさん 20代 女性 サービス業

大阪府豊中市上新田在住 K.Mさん 20代 女性 サービス業
主訴:逆子
既往歴:なし
担当:下野

2007年9/10来院。
妊娠31週目の逆子でお困り。
逆子体操、逆子の灸をしたが効果無く、
31週目を迎えられました。
当院へ来院。

妊娠直前から咽が乾くようになり、
冷たい飲み物を多く摂取するようになる。
同時に、臭いの伴う下痢をするようになった。
舌は、紅舌、白黄苔。
脈は、浮緩滑きつし。
切経にて、手足の陽明経の熱感がきつく、全体的に実。
右太谿穴虚で色抜け。右三陰交自汗。
陽明湿熱と考察し施術。
曲池、太谿に鍼を施す。
抜鍼後、手足の陽明経の熱感が消失。
胎児が動き、体が温もってきたのを確認し、初診終了。

同12日、2診目来院。
検診にて、まだ逆子は治っていなかった。
また下痢もしたまま。
舌の白黄は随分とマシ。
脈の浮緩滑もマシになっている。
切経においても、手足の陽明経の熱感は消失。
右太谿穴虚で色抜けもなくなっていた。
しかし右三陰交自汗は変わらず。
色々気になり問診をし直すと、
4ヶ月前に右三陰交を椅子でぶつけ、怪我をしたとのこと。
ぶつけたことで、気滞が起こり、
その結果逆子が起こったと考察。
三陰交に鍼を施し、その後右三陰交自汗が消失する。

2日後、3診目。
感覚的に逆子が治っているかもとのこと。
同時に下痢も消失。
切経にて右三陰交自汗消失していた。
施術は三陰交。
体が軽くなったのを確認し、施術終了。

3日後、産婦人科で検診。
逆子が治っていたとご連絡頂きました。

担当者より
初診時、逆子体操、逆子の灸も効果がなかったこともあり、
「もう治らないのでしょうか?」と心配されていたのを
おぼえています。
初診終了時に胎児が動いたのをとても驚かれて、
同時に、すこし安堵の表情が見られました。
ただ検診で「治っていない」と診断されたこともあり、
2診目の時には「なんとか治したい」という思いと、
反面「もう無理なのか」という思いが交差されておりました。
少しでも安心させようと、時間をかけ色々お話をしました。
そのときに、足をぶつけたことを思い出され、
「もしかしたら」との思いで施術しました。
このことが原因だったようで、見事逆子は治りました。
その時のK.Mさんの喜びの表情は忘れもしないです。

この症例がきっかけで、気の繊細さというものを
改めて実感しました。
私自身、非常に勉強になりました。
K.Mさん、また何かお困りになられましたらご連絡下さい。

大阪府豊中市在住 S.Mさん 35歳女性 主婦

大阪府豊中市在住 S.Mさん 35歳女性 主婦
主訴:逆子
担当:為沢

妊娠31週目に逆子と診断され、
逆子体操行うが、効果なし。
3月9日の検診までには治したいとのことで、
2010年3月6日来院。
問診にて、
妊娠してから耳鳴りと上半身の火照り、
同時に毎日下痢をし足先が冷えやすいとのこと。

舌診にて、暗紅舌を確認。
脈診にて、滑脈。
腹診にて、全体的に腹満。
切経は、左後谿虚中ノ実、右申脈の虚、
右太衝虚中ノ実、左太谿虚で色抜け。

肝気上逆証と考察し、後谿、申脈に鍼を施す。
施術後、腹部よく温もり
胎児よく動くようになる。

3/7(2診目)
前回施術後、夜間に胎児がよく動き
S.Mさんの上腹部を蹴るのを確認したが、
朝には再び逆子の位置に戻る。
前回と同様の施術を施す。

3/8(3診目)
前回施術後、下痢が消失し体調過ごされるが、
逆子の位置は変わらず。

3/9(4診目)
前回施術後、再び胎児よく動く。
当日に定期検診が控えていたので、
検診の結果を後日報告して頂くよう御伝えし
施術終了する。

3/18電話にて、
逆子治っていましたと御連絡頂きました。

担当者より
不妊治療の末、授かった赤ちゃんで
初産ということもあって、
何もかも初めての経験で困惑されており、
大変よく喋る方で気が昂っているのを感じましたが、
施術を重ねる度に落ち着いた口調になり
うまく肝気が降りることで
御体の不調が改善し、逆子も改善できました。
検診に間に合って良かったです!

安心して出産予定日を迎えられそうですね。
元気な赤ちゃん産んで下さい!

大阪府豊能郡豊能町希望ヶ丘在住 I.Nさん 30代女性 主婦

大阪府豊能郡豊能町希望ヶ丘在住 I.Nさん 30代 女性 主婦
主訴:逆子
担当:下野

現在、妊娠34週目。
32週目あたりに逆子と判明。
逆子体操や外回転術を行うが、効果なし。
また、臍の緒が首に巻き付いているとのこと。

なんとか5/9の検診までには逆子を治したいとのことで、
2009年5/5来院。

問診にて、
妊娠してから夜間にお手洗いに行かれるようになり、
同時に夜間の咽喉の渇きを感じるようになった。

舌は、紅舌で舌根部に少白苔。
脈は、浮緩枯で尺位が一段落ちる。
腹診にて、心下部から左脾募に胎児の頭を触れる。
切経は、両後谿虚中ノ実、両足三里〜下廉にかけ実、
右太衝虚中ノ実、左太谿虚で色抜け。

肝鬱気滞と考察し、左太衝に鍼を施す。
抜鍼後、手足が温もったが、胎児に動きは見られず。
左太谿の虚も反応変わらず。

腎の弱りも考え、左太谿に鍼を施す。
置鍼を1分程し、抜鍼。
直後に胎児が動き、下腹部の方に頭が移動。
脈の尺位の落ちもなくなった。

初診はこれにて終了し、よく観察していただくよう
お願いをし、また脂物を少し控えて頂くよう
指導しました。

5/9、検診日。
検診直後、お電話頂きました。
逆子は治っており、首に巻き付いていた臍の緒も
問題なく外れていたとのこと。

無事逆子が治っていたので、
初診をもって、当院での施術を卒業していただきました。


(担当者、下野)より
初めての妊娠が逆子で、なおかつ首に臍の緒が巻き付いている
とのことで、とても心配されておられました。
また産婦人科の先生からも、
“次回の検診(5/9)に逆子のままだったら、
帝王切開を考えないと”とも伝えられていたようです。

帝王切開や手術でメスをいれてしまうと、
気血の流れに影響を与えてしまい、
結果、五臓六腑に弱りや変調を出してきます。
そうなれば、2人目、3人目と妊娠される時に、
再び逆子になる可能性もあると思い、
何とか早く治さなければとの思いで施術しました。

腎の弱りを補った直後に胎児が動き、
下腹部に頭が移動した時は一安心しました。
ただ、臍の緒が外れているかはこの時点では
分らなかった為、まだ心配はありました。

その後の検診で逆子と臍の緒ともに
治っていたとのことで安心致しました。

I.Nさん、もうすぐ出産予定日ですね。
元気な赤ちゃん生んで下さい。

大阪府吹田市佐竹台在住 S.Mさん 30代女性 社会保険労務士

大阪府吹田市佐竹台在住 S.Mさん 30代女性 社会保険労務士
主訴:逆子
既往歴:副鼻腔炎

妊娠30週で逆子と判明し、2009年8/26一鍼堂来院。
妊娠されてから、甘味物をよく食されるようになり、
頻尿や軟便、腹張も症状として出てくる。

舌診にて、紅色で少白苔。
脈診にて、浮緩滑脈。特に滑脈きつし。
腹診にて、左の脾募に胎児の頭。
切経にて、曲池(右)実きつく自汗、後谿実、三里(左)実きつく自汗、
太谿やや虚、太衝(右)実。
陽明経の湿邪停滞と考察し、曲池、三里に鍼を施す。
抜鍼後、胎児に大きな動きはみられなかったが、紅舌マシになり、少白苔消失。浮緩滑脈消失。
初診は、これで様子を診て頂く。

2日後、急用の為来院キャンセル。
感覚的には治っているようでしたので、婦人科に行って頂きご連絡頂くよう
お願いしました。

2週間後、検診後にご連絡頂きました。
無事逆子治っていたので、
初診をもって当院での施術を卒業していただきました。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

施術担当者(下野)より
S.Mさんの場合は、甘味物の摂り過ぎにより逆子になりましたが、
妊娠安定期に入ってからの食事量の増加で逆子になるケースをよく診ます。
その様な場合は、S.Mさんのように胃腸の負担(湿邪)を捌いて
あげることが重要です。

またS.Mさんより「お灸で施術はしてもらえないのですか?」
とのご質問も頂きました。
どのような病に対しても、原因をしっかりと診ていくことで、鍼か灸かを
使い分けていかなければなりません。
今回の症例の場合、胃腸の負担があり、そこから熱も発生しておりましたのでお灸をしてしまうと治り辛いと思い、そこで鍼にて施術致しました。
良い結果が得られ、一安心しております。

S.Mさん、もうすぐご出産ですね。
元気な赤ちゃん生んで下さい!

大阪府吹田市千里山在住 M.Kさん 30代女性 主婦

大阪府吹田市千里山在住 M.Kさん 30代女性 主婦
主訴:逆子、妊娠高血圧、陣痛がない

2009年9月下旬、妊娠31週で逆子と診断。
産婦人科より「逆子の灸」をやるようにと、せんねん灸を渡され
お灸を施すが変化なし。
10/7当院での鍼灸施術を希望され、ご来院頂く。

舌は紅舌で、舌央〜舌根部に白苔。舌尖に紅点あり。
脈は寸口に枯あり、全体浮緩で尺位が一段落ちる。
切経にて、後谿(左)虚中ノ実、三里(右)実、公孫(右)虚中ノ実、
太谿虚で枯れ、照海虚。
腎陰虚と考察し、太谿に鍼を施す。
置鍼中より手足が温もり、胎児がよく動く。
舌の白苔、紅点消失し、寸口の枯脈も消失し尺位が出て来る。
初診はこれで様子を診て頂くようお願いする。

2診目、10/10ご来院。
初診施術の翌日に産婦人科で検診があり、
逆子は見事に改善していた。
舌は少白苔になり、紅点消失。
脈は浮緩脈で、寸口の枯脈消失、尺位も出て来る。
施術は、初診と同様。

その後2診程、体調管理の為御体診させて頂きました。

ところが11月下旬になり血圧が高くなり、妊娠高血圧と診断される。
お薬を飲みたくないと、当院での施術をご希望。

舌は紅舌きつく、舌央に白二苔ありで、脈は浮緩滑枯脈を呈す。
切経にて、上廉(左)実きつく熱感あり。
湿熱証と考察し、上廉に鍼を施す。
抜鍼後、顔の火照りが消失、舌の紅舌もマシになり白二苔消失。
3日後、血圧安定したとご連絡頂きました。

しかし出産間際の12月、予定日になっても陣痛が来ないと連絡を頂く。
12/2にご来院頂くが、猶予は数日とのこと。

舌の紅舌はマシだが、舌央の白苔あり。
脈は浮滑を呈す。
切経にて、上廉(右)実で熱感あり、公孫(左)実。
前回同様、湿熱証と考察し、上廉、公孫に鍼を施す。
舌の白苔消失、滑脈がマシになったのを確認し施術を終了。
生もの、味の濃いものを控えて頂くよう指導する。

12/5、施術翌日に陣痛が起こり、無事出産。
母子共に健康ですとご連絡頂きました。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

担当鍼灸師(下野)より
逆子が改善したことで、当院の施術を信頼して頂き、
妊娠高血圧、陣痛と診させて頂きました。

M.Kさんの場合、逆子が改善されてから
牛乳やヨーグルトを毎日摂取しておりました。
そのことで脾胃に寒湿の邪が蓄積されていたのですが、
これが鬱することで正反対の湿熱へと転化しておりましたので、
こちらを捌くことで対処出来ました。

逆子、陣痛共に、お医者さんの提示された期間までに
治せて良かったです。
それもM.Kさんが、当院の事を信頼して下さった結果だと思っております。
ありがとうございました。

またお時間あれば、生まれたお子さんと一緒に遊びに来て下さいね。
治療家一同お待ち致しております。

大阪府吹田市在住 A.Nさん 30代女性 事務職

大阪府吹田市在住 A.Nさん 30代女性 事務職
主訴:逆子

現在妊娠33週目だが逆子が治らず、
2010年4月23日来院。
問診にて、胎児自身はよく動くとの事。
脈診にて、実脈。
切経は、左後谿虚、左太衝虚。
肝鬱気滞証と考察し、足の厥陰肝経、手の太陽小腸経に取穴する。
施術後、実脈消失し、置鍼中、胎動感じる。
これにて本日の施術終了する。

4月26日
電話にて、検診にて逆子治っていましたと御連絡頂きました。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

担当鍼灸師(新川)より
気滞を捌く事により、脈がよく動いておりました。
既に一児のお母さんであり妊娠後も働き続けていた事も
気滞の原因と考察しております。A.Nさん元気な赤ちゃん産んで下さい!
何かお困りの事ございましたら、いつでもご連絡下さいね。

大阪府豊中市在住 S.Tさん 30代女性 医療関係

大阪府豊中市在住 S.Tさん 30代女性 医療関係
主訴:逆子
担当:新川

現在妊娠30週目。
約1ヵ月前から逆子の状態が続く。
2010年5月5日来院。問診にて妊娠してから便秘多くなるとのこと。
白髪が多く、よくつまづくといった素体としての腎虚の兆候あり。
舌はやや暗。
脈診にて滑数。
腹診にて臍下の虚あり。
腎虚証と考察し手の陽明大腸経、足の少陰腎経、手の太陽小腸経に施術する。
足の少陰腎経置鍼中に胎動よく感じたためこれにて本日の治療終了する。

5月7日
ご本人より御電話頂き
逆子が治ったとご報告頂きました。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

担当鍼灸師(新川)より
素体としての腎の弱りがあったが、
妊娠したことにより腎の負担が出たと考察し処置致しました。
S.Tさん、初産で大変な事も多い思いますが、
元気な赤ちゃん産んで下さいね!

 大阪府摂津市在住 S.Oさま 34歳女性 主婦

大阪府摂津市在住 S.Oさま 34歳女性 主婦
主訴:逆子
既往歴:なし
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2011年、初めての妊娠。
妊娠25週目の定期検診にて、逆子と診断され
逆子体操や逆子の灸を行うが改善せず胎児に大きな動きなし。
帝王切開は避けたいので当院での鍼灸治療を希望される。

【2011年8月8日、一鍼堂、御来院。】
現在31週。現在までの経過を伺うと
妊娠初期のつわりがきつく、妊娠してから咽の痛み、
上半身の火照り、脚の厥冷、腹部の張りを感じるようになる。
また、普段から甘食が多し。
出産予定日は10月3日。次回の定期検診の予定が8月17日。
36週か37週までに逆子改善されなければ
帝王切開の予定を組まなければならないので、それまでに逆子の改善にあたる。
舌診:舌尖の紅アリ
脈診:滑脈
腹診:全体的に腹満
切経:後谿(虚中ノ実)・列缺(虚)・尺沢(虚)・足三里(虚中ノ実)
足三里(実)・陰陵泉(虚中ノ実)・太衝(実)・公孫(虚中ノ実深し)
考察:肝脾不和証
治療後:厥冷していた両足がよく温もるようになる。
養生指導として、甘食を控えて頂くよう御伝えしてこの日の施術を終了する。

8月12日(2診目)
前回施術後、翌日に腰痛が出るがその後の体調は良いとのこと。
両足の温もりはそのまま継続して温もっている。
また、お腹が張らなくなったので胎児がよく動くようになった。
17日に検診の予定があるため、検診の経過次第により次回御予約頂くように
御伝え施術を終了する。

8月19日
御電話にて、17日の検診で逆子が改善されていたと御報告を頂きましたので
そのまま御卒業して頂きました。

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【担当鍼灸師(為沢)より】
2診で逆子の改善が診られた患者さまです。
25週目からずっと逆子であったためもう改善しないのか心配されていましたが
早く改善できて良かったです。甘い物の過食には気をつけて下さい。
御卒業おめでとうございます!!

大阪府豊中市在住 Y.Aさま 30代女性 主婦 

大阪府豊中市在住 Y.Aさま 30代女性 主婦 
主訴:逆子
既往歴:なし
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2010年妊娠32週目にカゼをひき、
発熱、咽痛、副鼻腔炎の症状を発症。お腹の中の胎児が逆子になってしまう。
その後、カゼ様症状は治まるが逆子は治らず。
里帰り出産のため豊中市の実家に帰省し、
実家近くにある当院に興味を持つ。

【2011年4月15日(金)一鍼堂、御来院。】
現在35週。第3子の妊娠で、逆子は初めてとのこと。
現在、御体にある症状は便秘症で2日に1行の便。
やや軟らかめの便で妊娠してから便秘になる。
また、間食が多く果物や和菓子をよく食し脾胃の湿痰がきつし。
出産予定日は5月15日。胎児は男の子。
妊娠37週を過ぎても逆子が改善されない場合
帝王切開の準備に入るので、施術の期限は37週までとなる。
舌診:白膩苔
脈診:緩滑脈
腹診:全体的に腹満
切経:曲池(実)・手三里(実)・尺沢(虚)
足三里(実)・上廉(実)・陰陵泉(虚中ノ実)・地機(実)・
公孫(虚中ノ実深し)・太谿(やや虚)
考察:湿困脾土証
治療後:一身がよく温もり、腹部の張りがマシになる。
脾胃の湿痰がきついで、果物や和菓子の過食に気を付けて頂くよう
養生指導し、時間がないので詰めて来て御体診させて頂く。

4月16日(2診目)
前回治療後、腹部の張りが治まり
胎児よく動くようになるが、未だひっくり返る感覚はなし。

4月17日(3診目)
引き続き、よく胎児の動きアリ。
便秘症もスッキリ改善するようになる。
また、4月22日に定期検診があるため、
検診までに逆子が改善できるよう目標をたてる。

4月18日(4診目)
胎児が夜中によく動くようになる。
逆子は変わらず。

4月21日(5診目)
前回治療後、夜中に胎児がひっくり返り逆子改善したが、
朝になった時には再び逆子に戻ってしまう。
翌日に控えている定期検診を受診して、逆子改善しなければ
検診後に診させて頂くようお伝え、施術を終了する。

4月22日
妊娠36週。定期検診より帰宅後、御電話にて逆子が治っていたと御報告頂く!
経過を詳しく御伺いすると、前回施術後に再び夜中にひっくり返り、
朝を迎えても胎児の頭位は下を向いており、検診時も保っていたとのこと。
御依頼を達成できたので、そのまま御卒業して頂きました。

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【担当鍼灸師(為沢)より】
Y.Aさまの経過を御伺いすると、傷寒をきっかけに逆子になりましたが、
本として湿困脾土証と診立て施術にあたり逆子が改善されました。
第3子ということで妊娠には慣れた御様子でしたが、
逆子は初めてでしたので、困惑もされていました。
どうにか期限内に改善できて良かったです。
御卒業おめでとうございます!!

大阪府枚方市在住 N.Hさま 34歳女性 看護師

大阪府枚方市在住 N.Hさま 34歳女性 看護師

主訴:逆子

既往歴:虫垂炎、アトピー性皮膚炎
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2011年、妊娠。
妊娠28週目の定期検診にて、逆子と診断され
逆子体操を行うよう指導を受け、逆子体操を行うが一向に改善せず。
このままだと帝王切開になるため、
インターネットで当院を見つけお問い合わせ頂く。

【2011年7月30日、一鍼堂、御来院。】
現在32週。今回の妊娠は初めて。
職業が看護師で、現在も勤務中で翌週の33週まで勤務予定。
夜勤などがあり、体調管理が難しいとのこと。
現在、御体にある症状は両脚の浮腫、
妊娠してから両脚下腿後面が転筋するようになる。
便で1日に1行あるが硬めの便。
また、妊娠してから冷飲を好むようになる。
出産予定日は9月23日。現在のところ、帝王切開の予定日は設けていないが
早めに逆子を改善したいと御依頼を受ける。
舌診:舌尖から舌辺にかけての紅アリ

脈診:緩滑脈

腹診:臍周の邪
切経:
後谿(実)・曲池(実)・尺沢(虚・自汗)・足三里(虚中ノ実)・孔最(実)
上廉(実)・地機(実)・太衝(虚中ノ実深し)・太谿(やや虚)

考察:肝鬱気滞証

治療後:一身の力が抜けて、腹部の張りがマシになる。
気滞を散らしたいので、よく散歩などして頂くよう養生指導する。

8月9日(2診目の予約日)
当日朝にメールにて御連絡を頂く。
"おはようございます。N.Hといいます。
先日はありがとうございました。
本日予約していたのですが、おかげさまで逆子が治ったようですので、
キャンセルさせていただきます。よろしくお願いいたします"


前回施術後の検診時に逆子の改善が確認されたようなので、
そのまま御卒業して頂きました。

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【施術担当(為沢)より】
1診での施術で逆子が改善された患者さまです。
初診日から2診目の予約日まで御日にちがあったので
経過心配しておりましたが、
逆子改善され頭位も下を向いたまま保てていたようです。
その背景として、産休に入って御仕事の負担が減ったことも
良い後押しになったと思われます。

大阪府吹田市在住 M.Oさま 35歳女性 金融事務職

大阪府吹田市在住 M.Oさま 35歳女性 金融事務職

主訴:逆子
既往歴:顎関節症

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2013年10月の検診で逆子と診断される。
産婦人科の医師からは
まだまだ心配する時期ではないと言われたが、
1ヶ月経っても逆子のままなので、
なるべく早めに治したいと施術をご希望なさる。

2013年11/2、初診。
妊娠25週。
逆子と診断される少し前の妊娠18週頃から、
便秘、鼻閉、咳、黄色の痰など、
ご本人さん曰く風邪のような症状が出始め、
初診来院時もまだ続いている。
舌診:紅舌色あせ、白干苔。
脈診:一息六至の数滑脈、浮位に枯。
腹診:腹部全体に熱感きつく、任脈上に自汗。
弁証:湿熱症。
取穴:足太陰脾経の経穴のみ。
施術後:よく発汗し、鼻閉、咳が消失する。

初診翌日には、
便秘、鼻閉、咳、黄色の痰などの各症状が消失し、
ご自身の感覚的に治ったかも?と感じられる。
実際に、その後の検診で逆子は治っていた。
またOさまご自身が
出産まで体調管理の施術をご希望なさいましたので、
2014年の2月上旬まで診させて頂き、
2/22に元気な女の子をご出産なさいました。

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【担当鍼灸師の下野より】
実は初診日の翌日から
10日間ほどご実家のある愛知県に
帰ることになっていて、
尚更早く治さないといけない状況でした。
一度の施術で改善出来るか不明でしたので、
ご実家に戻ってからの過ごし方をお伝えし、
徹底して守って頂くようにお伝えしました。
逆子は勿論ですが、
風邪様症状も同時に改善出来て良かったです。




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