病院で治らなかった鼻炎,蓄膿症を鍼灸(針灸)で克服しよう!/大阪の鍼灸院 (針灸院)一鍼堂

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神戸三宮院豊中院


鼻炎,蓄膿症,副鼻腔炎の鍼灸治療症例集

※ここでは鼻炎,蓄膿症,副鼻腔炎に対する
一鍼堂での鍼灸治療の症例を紹介いたします。
巷では症例集と称し
、宣伝まがいの自作自演の内容を多く見かけますが、
当院では、紹介するすべての内容が
事実に基づいた内容であることをここに明記し、
紹介させて頂きます。


 

カゼをひいてから治らない蓄膿症の早期改善例

大阪府豊中市在住 Y.S様 57歳 女性

主訴:蓄膿症
既往歴:交通事故による足・頭・背部の痛み
    副鼻腔炎
    卒腰痛(ぎっくり腰)
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【2017年2月20日(月)、一鍼堂来院。】

2月初旬にカゼを患い、咽の痛みが発症。
次第に鼻詰まりがひどくなり、
激しい頭痛が出るようになる。
医師の処方された銀翹散と葛根湯で様子みる。
頭痛と咽痛は治まってきたが
鼻の詰まりが取れず、耳鼻科での診察にて
蓄膿症と診断を受ける。
2週間経過しても治る傾向は診られず当院に来院される。



また、カゼをひく数ヶ月前から
悪寒がずっとあり、温めても温めても温もらず、
ずっと寒がっていたとのこと。
同時期より頻尿にもなり、夜中に1回はトイレで起きるようになる。



蓄膿症の症状は主に鼻の付け根の痛み。
外に出て冷たいを吸いこむと痛みきつい。
逆に、入浴中など温まるとマシになる。
ただ、家の中で暖かくしていても痛い時が多いとのこと。

生活状況などを問診すると、
1年前より実家の母親が介護が必要になり、
東京から実家のある大阪へ帰って来て一緒に住むようになった。
実家には妹家族とも同居していた為、
なかなか自分の時間ができなくなってしまった。
生活環境がガラッと変わり、悪寒や頻尿など
体調崩しやすくなったとのことを実感される。

舌診:淡紅色褪せ、舌中部の苔剝落あり
脈診:緩滑
腹診:胃土と臍周の邪きつし。少腹部の落ち込みアリ
考察:腎陽虚
取穴:足少陰腎経の経穴
治療後:全身ポカポカし、悪寒が大分マシになる。

2/23(木) 2診目
前回治療後、鼻の付け根の痛みが和らぎ
後頭部に痛みを感じるようになる。



また、頻尿がマシになり尿量の一回量が大分増える。
体全体の悪寒も消失しスッキリする。

舌診:淡紅(色褪せマシ)、剝落苔も埋まってきている
脈診:緩滑マシ
腹診:臍周の邪マシ。胃土の邪は範囲が狭くなり柔らかくなっている。
取穴:前回と同様


3/3(金) 3診目
1週間前の前回治療後も体ポカポカし体調良くなる。
後頭部の痛みもマシになり、体調良い。
また、初診時には聞いていなかったが、
花粉症が例年ひどく、この時期もひどくなるのだが、
鼻がスッキリしたせいか花粉症も出ずに済んでいるとのこと。

蓄膿症の症状も大分落ち着いており、
週1回のメンテナンスで現在も治療継続中。
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「現在も治療を継続している患者さまです。
気滞とかの所見もありましたが、
何よりも腎陽の温煦作用が弱っており、
膀胱からの太陽経気が巡っていない状態でしたので、
これを扶けることを優先して施術を施しました。」

担当鍼灸師:為沢

関連リンク:
蓄膿症…大阪府豊中市のY.S様の鍼灸治療体験談

(2017年3月24日 更新)





長年の悩みである蓄膿症の症例

大阪市東淀川区在住 S.O様 42歳 女性 医療関係
主訴:蓄膿症
既往歴:慢性副鼻腔炎
     摂食障害、鬱病
     花粉症
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【2016年2月29日(月)、一鍼堂来院。】

幼少期より鼻は弱かったが、2人目の子供を妊娠中に花粉症を発症し、
以来、鼻がより敏感になり カゼをひく度に顔に痛みを感じるようになる。
他に産後の体調の変化を伺うと、尿漏れや頻尿になったとのことで、
1日に10~12回ほどお手洗いに行くようになる。
仕事は、医療関係(リハビリ)に従事しており気を遣うことが多いとのこと。
以前から当院に通院されている御主人からの紹介で一鍼堂へ来院。

舌診:少白苔、やや暗紅
脉診:滑脈
腹診:肝相火の邪。水分・両滑肉門付近の虚。
考察:肝鬱気滞証
取穴:足厥陰肝経の経穴・足太陰脾経の経穴
治療後:全体的に体が緩む感覚あり。

3/3(木) 2診目

前回治療後、鼻の詰まりが大分改善し、
詰まりがややくすぶる程度までになる。
鼻呼吸がし易くなり、呼吸する度にあった鼻の痛みが消失する。

舌診:暗紅マシに
脈診:滑脉よくゆるんでいる
腹診:水分、滑肉門の虚マシに

3/7(月) 3診目

鼻の調子引き続き良い。
また、いつもこの時期なら花粉症でくしゃみ・涕(はなみず)が辛い時期であるが
花粉症の症状が全く出ずに過ごせているとのこと。
調子良いので、次回は1週間空けて来て頂く。
また、この頃より頻尿がマシになり、夜間尿が無くなったとのこと。

3/14(月) 4診目
1週間経過しても鼻の調子宜し。
次回は10日後に来て頂くよう指示。

3/24(木) 5診目
蓄膿なし。花粉症も出ず調子良く過ごせている。

その後も間隔を空けて診てたが
蓄膿症・花粉症・頻尿など、体に出ていた症状が消失し
調子良くなったので4月いっぱいで卒業となる。
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「腎の弱りもありましたが、
気滞を流すことでよく腎気も建ってきて
その後も大きく崩れることなく良い経過で診れました。」

担当鍼灸師:為沢

(2016年 8月 20日 更新)




京都府京都市西京区在住 O.Mさん 60代 女性 主婦

京都府京都市西京区在住 O.Mさん 60代 女性 主婦
主訴:鼻炎,蓄膿症
既往歴:脱肛

2004年に蓄膿症と診断。
以来、鼻炎が出るようになり、ティッシュが手離せなくなる。
2006年10月に入ってから特にきつくなる。
同時に、左頬に痛みあり。

2006年10/4来院。
舌は暗紅、脈は浮。腹部全体表在に邪をみる。
列缺の虚、外関、足臨泣の虚中ノ実。
背部厥陰兪の虚中ノ実深し。
肺気の弱りと肝気の昂りが平素より強いものと考察。
肺気を補い、心気の停滞をさばくよう施術。
治療穴は列缺、厥陰兪。
治療直後から鼻が通り、左頬の痛みも消失。
初診はこれにて終了。
2診目まで症状を観察していただく。

2診目。10/6来院。
治療直後から50分は鼻通り宜し。
⑩あった鼻炎が⓪まで落ち着いていた。
2診目治療前も⑦まで落ち着いている。
また左頬の痛みもなし。
脈の浮も取れてき、腹診も大分ましになっていた。
今回は肺気を補い、肝気を収めるよう施術。
治療穴は列缺、肺兪。
治療直後より鼻が良く通る。

3診目。
鼻は良く通り、とても宜し。
体調も良く、朝方の目や腰の状態も良い。
施術方針、治療穴とも前回と同じ。
この後、鼻炎、蓄膿症の症状が気にならなくなった。

5診目からは、主訴を足の第4指の痺れに変更。
また同時に、口の渇きもあるので、これを治す。
こちらは、疎肝と補助として腎陰を補うことで功を奏しました。

2007年にお引越しされ、お手紙を頂きました。
鼻炎は出ず、良好とのことです。

2008年には娘さんが来院され、
「母は元気です。」とご報告頂きました。
ありがとうございました。

 

他の鼻炎,蓄膿症の症例は、
現在作成中です。
お待ち下さいませ。

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