大阪府吹田市津雲台在住 N.Sさん 70代 男性 無職
主訴:肺繊維症
2005年9月から肺繊維症発症。
肺胞が繊維化し呼吸に支障をきたし、
咳、息切れ、呼吸不全、心不全等を引き起こす病気。
2007年5/22来院。
N.Sさんは、寒冷刺激や温度差があると
体調を崩しやすく、夕方以降に咳多し。
外出時には酸素吸入器がないと、息切れを起こす。
切経にて三里、衝陽、公孫、照海に虚の反応あり。
脾腎の陰虚と考察し治療。
初診日の夜から咳き込み、夜間尿が消失。
3診目からは週に3回程来院していただく。
治療間隔が2~3日間空くが、
夜間の咳はなく、目のかすみも消失していた。
酸素吸入器を付けたまま散歩したが、
以前のような息切れも徐々に減ってきた。
9月初旬からは酸素吸入器なしで散歩が出来るようになり、
10月には酸素飽和度も98%と正常値になった。
10月をもって治療を卒業していただきました。
2008年3月、「今年の冬は寒かったが体調良かった。」
とご連絡いただきました。 |