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【女将さんの受付日誌】一鍼堂スタッフの話
ほんとにあった話です。
この日、一鍼堂はなれには院長、O原くん、K野くん、受付の4人がおり、院長は院長室に、O原くんはバックヤードに、受付(私)は眠い目をこすりながら患者さんのカルテ整理をしていました。
ふと受付が時計に目をやると、こちらに背中を向けてK野くんが立っていました。
(参考画像)
(めっちゃ時計見てるやん・・・)
そう思った瞬間びっくりすることが起こりました。
(鹿の鼻めっちゃ触ってるやん!!!!!)
あろうことかK野くんは、時計のとなりに飾ってある鹿の鼻をなで回すように触っているではありませんか。
鹿の目の下から顎?、鼻の先にかけて撫でくり回し、鼻の頭、そして大きな角までを愛おしむように何度も何度も撫でているのです。
(え・・・なんか、こわい・・・)
受付は少し背筋が寒くなりました。撫で方が普通じゃない。
最初、切診をしているのかな?と思いました。
(K野くん勉強熱心やな。感心感心。・・・・・え、ちょっとまって、鹿の置物(無機物)を練習台に切診?え?)
(これが証拠写真です。恐怖でぶれてしまいました。)
後に、K野くんに勇気を出して尋ねました。
「さっき鹿の角めっちゃ触ってたのはなぜ?」
願わくば、『切診の練習です』(勉強熱心説)や『ホコリを取っていました』(掃除説)を期待していたのですがK野くんからの返事は
「祭で使うバチに鹿の角を使うんですが、とてもいい角だなあと思って触っていました」
「・・・」
勉強して下さい。
※K野くんの名誉のために申しますが勤務時間外のお話しです。そしてK野くんはだんじりオタクらしいです。