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伸びるためにはしっかり屈む
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どうも、新川です。
「易」の勉強メモとして。
繋辞下伝からの一節。
尺蠖之屈。以求信也。龍蛇之蟄。以存身也。精義入神。以致用也。利用安身。以崇德也。
過此以往。未之或知也。窮神知化。德之盛也。」
(『易』朝日新聞出版より)
memo
尺蠖:尺取虫
蟄:冬ごもり
シャクトリムシが長い身を屈めるのは、その後に伸びるためだ。
という一節から始まり、
ぐんと伸びようとするにも、
まずはググッと力を溜めてから発揮されるものということ。
また、縮んでは伸び、伸びては縮むという
切れ目のない循環の輪の中にあることを知らしめてもくれます。
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10代の終わりに田舎から大阪へ出てきた時に、
とある知り合いの方から
「君は一言多いよ」とよく言われていました。
当時は、自分が思ったことはすぐに口に出してしまう習性があったので、
まあしょうがないな〜ぐらいに思っていましたが、
ロクに勉強や経験もしていないのに物事を語るなよ
という戒めがあったのかもしれません汗
しっかり屈まずに背伸びばかりしていたのでしょうね。