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腹診と僧医 其ノ五
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(現在、一名。性別不問)
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適正が認められればその後のステップも存在します。
詳細は、一鍼堂大阪本院へ:☎06-4861-0070
どうも、新川です。
お正月、気分転換にパスタを作ってみました。
しらすに塩分あるので
パスタを茹でるときは塩は抑えめにしました。
地味にエノキを入れており、いい食感が出てましたね。
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前回までの記事はこちら
腹診と僧医 其ノ一
腹診と僧医 其ノ二
腹診と僧医 其ノ三
腹診と僧医 其ノ四
曲直瀬道三が著したものは数多くありますが、
その中の一冊に『百腹図説』があります。
こちらの一節に
“腹者有生之本百病根於此”
「腹は生あるの本、百病ここに根ざす」
とあり、
後の古方派の吉益東洞(よしますとうどう)(1702~1773)が
同じ文言を『医断』の中に取り入れており、
影響を及ぼしたことが考えられます。
『百腹図説』に関して、
大塚敬節氏によると、
道三が『五十腹図説』を作成するも未完に終わり、
その後玄朔が加筆し『百腹図説』を作りあげたという説や、
長野仁氏によると、
後世(江戸時代中期頃)の治療家が
『百腹図説』を著したが
曲直瀬道三の一派であると主張するために
道三が著したとする説があります。