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『霊枢』の「終始」 その13

刺鍼時の心構え

『霊枢』の「終始」 その12

「繆刺(びゅうし)」の本当の意味とは

『霊枢』の終始 その11

ここでの「陰」と「陽」とは

恬憺虚無(てんたんきょむ)

<当院でのコロナウイルス対策のご案内> 当院でのコロナウイルスに対する工夫と処置の ページを作りました。 来院される皆様に関係する内容となりますのでご確認下さい        ↓ 『当院でのコロナウイルス対策ページ』はこちら こんにちは、大原です。 ゴールデンウィーク中、近くの公園をジョギングしてみました。 久しぶりに体を動かしたせいか、 かなり汗をかきました。 急に暖かくなったのもありますが、 自粛ムードが続き、知らない内に体を動かすことを ためらっていたせいかも知れません。 さて、趣味の将棋の話ですが、 事情により、毎年4月から始まる名人戦が、 今年はまだ始まっていません。 新幹線などでの移動を回避するためだそうです。 そのような中、 あるインターネットの動画チャンネル(将棋)では 非常に豪華な企画が行われていました。 生放送で元名人の棋士3人が、なんと同時に出演され、 そのうち2人が対局する間に残っている一人が対局を観戦するというのを 順番に行い、合計3局が行われました。 これは将棋ファンにとっては見逃せないたまらない内容で、 観戦されていた1人の棋士はかなり本音でプライベートな感じで 感想などを言っておられたのも面白かったです。 その後、羽生さんや藤井総太さん、その他トッププロの方の 本気の対局もあり 非常に充実した内容のものでした。 (ちなみに、企画から放送まで あまり時間がなかったそうですが、 多くの方の協力で放送が実現できたそうです。) この頃のテレビは かなり長い時間 同じ暗いニュースが続いていることが多く、 ぼーっと見続けてしまうと気持ちが滅入ってしまいます。 ですがこのような中でも、 できることをしようとされている方々が多くおられ 勇気づけられますね。 『黄帝内経 素問』(上古天真論篇(第1))の中に 「恬憺虚無、真気従之、精神内守、病安従来。」 (読み:恬憺虚無(てんたんきょむ)なれば、真気これに従い、精神内に守る、病安(いずく)んぞ従い来らんや、と。) とあります。 東洋学術出版社の『現代語訳◉黄帝内経素問 上巻』(32ページ)の訳を抜粋しますと 「心がけは安らかで静かであるべきで、 貪欲であったり妄想してはならない、そうすれば 真気が調和し、精神もまた内を守ってすりへり散じることはなく このようであれば病が襲うということがあろうか、と。」 となります。 つまり精神状態が身体の健康に大きく関わると書かれており、 現在の状況を重ねますと、 暗いニュースで気持ちが滅入ってしまうと 余計に病にかかりやすくなってしまう ということになります。 ニュースも気になるのでついテレビを見てしまいますが 気持ちが滅入るほどダラダラは見過ぎないようにして、 例えばその時間に 何かできることを実行するなどの工夫が 大事だと感じます。   参考文献 『現代語訳◉黄帝内経素問 上巻』 東洋学術出版社 ご興味がございましたら、ぜひ参考文献をお読みください。

『霊枢』の終始 その10

三刺とは

『霊枢』の「終始」 その9

「氣が至って効が有り」とは?

『霊枢』の「終始」 その8

脈診によって病のある経を探り、さらにその治療について。

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