「禅についての本を読んでます。
瞑想をする上で座禅を組むのに
背筋をピンと伸ばして臍下丹田に気を集めるのですが、
この表現だと、どうしても”背筋を伸ばさないと!”
と思い背筋に力が入ってしまいます。
無駄な力を入れずに座禅を組むのが理想なのに
これでは本末転倒です。
この場合、背筋に力を入れるのではなく
頭のてっぺんから操り人形のように糸で吊されている
イメージで臨むと自然と背筋が伸びて
肩の力も抜けるよ と一言ありました。
実践してみると、さっきより良い感じでできるではないですか!!
(感覚の話ですみません)
本ではほんの一言でしたが、
伝え方次第ですんなり心に浸透すると
何だか気持ちが軽くなる感覚を得ました。
これを治療に応用すると、とても有効な手段です。
あまりがっつり話し込むと
カウンセリングの方向に行ってしまいますが、
一言二言でも 本質をついた言葉(カッコつけた言葉とかではなく)
であれば、下手な治療よりも効果的ではないかと考えさせられました。」