任脉は中極の下に起て、
毛際に上り、
腹の裏をめぐり関元にのぼり、
喉嚨に至て、陰脉の海に属す、
又曰く、胞中に起って、
脊の裏をめぐる、経絡の海たり。
其浮んて外なるものは、
腹をめぐり、上り行きて咽喉に会す、
わかれて唇口をまとふ。
血気さかんなるときは肌肉熱す、
血獨り盛なるときは毫毛を生ず、
其病たること男子は七疝、
女子に帯下瘕聚す。

〜『鍼灸重宝記』より抜粋〜

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