どうも、新川です。
前回に引き続き『毒』をキーワードにして、
進めて参ります。
東洋医学においての毒 其ノ一
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-其ノ一に表記した以外のもの
『外毒』
・虫獣毒
昆虫類
→スズメバチ、チャドクガ
オオムカデ、セアカゴケグモ、マメハンミョウ など
動物
→ヤマカガシ、ニホンマムシ、オニヒトデ、
カツオノエボシ、サソリ、フグ など
・食薬毒
→イボテングタケ、オオワライタケ、カエンタケ、ベニテングタケ
トリカブト、ドクゼリ、ドクウツギ、ヒガンバナ など
・環境毒
→農薬、ダイオキシン、環境ホルモン など
※動植物に関しては
主に日本に生息、自生しているものを列記しております。
ハチに刺された、ヘビに咬まれたということであれば、
その場での処置として絞り出しなどの排毒が推奨されています。
先ずは毒自体を体外へ出すことが重要とのこと。
上記の
マメハンミョウですが、
同じ科のツチハンミョウは漢方薬として用いられております。
斑蝥(ハンミョウ)
斑猫、斑明とも
〔性味〕辛、寒 大毒
〔帰経〕未詳
〔効能〕
①攻毒蝕瘡・療癬
②破癥散結
毒性が強く、
主に外用薬として使用する。
内服すると、破癥散結に働くが
服用量が多いと泌尿器系・胃腸系の刺激症状が出現する。
妊婦には禁忌。
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ちなみに【ハンミョウ】というカラフルな昆虫も存在しますが、
こちらは無毒であり、山中などで見かける場合、
飛んでは止まり、止まっては飛ぶという動作をくり返すことから
「ミチオシエ」、「ミチシルベ」といった呼び方もされております。
続く
参考文献:
『中医弁証学』
『中医基本用語辞典』
『中医学の基礎』 東洋学術出版
『基礎中医学』 燎原
『臓腑経絡学』 アルテミシア
『鍼灸医学事典』 医道の日本社
『中医臨床家のための中薬学』
『中医臨床家のための方剤学』 医歯薬出版株式会社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
新川
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