【カテゴリ】鍼灸師である
【タイトル】鍼灸整骨院に勤めています。
【相談日時】2015/4/10
【相談内容】以下に続く。
『私は今鍼灸整骨院に勤めているのですが、
どうしても鍼灸院で働くことを諦められません。
人間関係などに困ったことはないのですが、
電気をかけたりすることにモチベーションが上がらないのです。
勤めて日は浅いのですがこれから先どうしたらいいのでしょうか。』
〜窪さんより〜
鍼灸院で働くということが何を指すのかということも重要かと思います。
①鍼灸で飯を食っていくために修行する
②ある程度生活に余裕があるので、じっくり鍼灸の勉強をしたい。
③ 自分の個性やスキルを生かしながら鍼を手に生きて行ければいい。
④とりあえず、どこでもいいから鍼灸院で働きたい
の各パターンで行くべき場所も置くべき環境も異なるので、
それを明らかにすべきだということと、
向かう先を間違わないことです。
その根本が研修先、修業先と異なるとお互いにとって良いことになりません。
②、③、④であれば
工夫すれば今の環境を生かしながらということも
可能なんじゃ無いのかなと個人的に思ったりはします。
①となれば少し、異なりますね。痛みも伴いますし、覚悟と犠牲も一定必要です。
きれい事なしに言うと。
はじめまして窪さん。相談内容拝読しました。
これから先ですか。
どうしても鍼灸院に働きたいみたいなので、
ゆくゆくは鍼灸院に勤めることを前提に今できることを考察してみます。
まず、大きく分けて2通り
①今すぐ鍼灸整骨院を辞める
②継続し勤めて時期を待つ
①今すぐ鍼灸整骨院を辞める
勤めて日が浅く自分のやりたいことじゃないから
辞めるというのは社会人としてダメですが、
明らかに方向性が違うのであれば
辞めてもいいのではないのでしょうか?
すぐ辞める場合のメリット、デメリットを考察してみます。
メリット:
すぐに自分のやりたいことができる。
デメリット:
すぐ辞める=忍耐力に欠けます。
違う場所で働いても、何か違和感を感じたらすぐ自分に合ってないと考えこみやすく、
自己中心的な考えになる可能性があります。
要するにワガママです。
②継続し勤めて時期を待つ
モチベーションが上がらないままの勤務になりますが、
ここでのメリットとデメリットを考察してみましょう。
メリット:
人の体に触れることができます。
患者さんに触れることは大変貴重な経験ですよ。
デメリット:
窪さんのやりたい流派がA、
鍼灸整骨院での学術がBとします。
ずっと鍼灸整骨院で勤務してると頭の中がBになってしまい、
Bの眼鏡を通して物事を診てしまう癖がついてしまいます。
Bが悪いと言っているわけではないですが、
Bの頭でAを学ぶのは大変ですよ という意味です。
例えるなら、母国語を日本語→英語へ変えるようなものです。
①すぐ辞めるのであれば、
すぐ自分のやりたい道に進んで下さい。
Bを経験した上で違うなぁと思うのならワガママでも良いと思います。
ただ、Aの世界に入ってもすぐ辞めないように。
あと、Aの世界に入れない(募集がない)リスクも考え得るのをお忘れ無く。
②一般常識に従うと こちらなのかも知れません。
勤め始めてすぐ辞めるのは社会人として礼節?モラルに反します。
ただ、ずっと勤める場所でもないので時期を待ちます。
で、時期の待ち方ですが、
何も考えずに待つのでは頭がBになってしまうので、
Aの勉強をしながら能動的に待つことが重要かなと思います。
頭で勉強するなら休みの日に
Aに関する勉強会など参加すれば可能です。
(やっていればの話ですが)
勉強会に参加してAの人脈を作ることもできるかも知れません。
勉強会に参加して頭では理解できるようになっても、
学術を体感し身につけるのは勉強会だけでは不充分なので、
この辺りで鍼灸整骨院を辞めてAの世界に飛び込むべきかなと思います。
或いは、しばらく続けてみて
Bでやりがいを感じれば
新しい選択肢③Bの世界を極めるでも良いと思いますし、
勉強していく内に他の流派Cに興味を持つかも知れません。
長くなりました。
どの選択肢を選ぼうと
大きな障害が立ちはだかることは必至ですが
悩みながら果敢に進んで下さい。
窪さんのこと応援してます。
頑張って下さいね☆
ご相談頂きありがとうございます。
「どうしても鍼灸院で働きたい」とのことですね。
窪さんが、働きたい鍼灸院はすでに決まっていますか?
もし「鍼灸院で働くこと」自体が目標になっているのであれば、
もう一歩踏み込んで鍼灸院で働くことを想像してみて下さい。
もしかしたら、修行の一貫で今より単調な作業を任されるかもしれません。
それでもやってみたい!
明確に目標がはっきりしているぞ!
ということであればどんどん進むべし、です。
鍼灸院の情報自体があまり公にされていないこともありますので、
これらに関しては調べてみる必要がありますね。
まだ「勤めて日は浅い」とのことですので
まずはいまの職場で仕事人としての実績を積み、
それと平行に自分が輝ける場所を探してみるのも良いと思います。
それでもご自分の中で鍼灸に対してメラメラする情熱があれば、
今の職場の経験を基に、チャレンジしていくのがよいのではないでしょうか。
ご相談ありがとうございます。
整骨院の治療で、電気をかけるだけの作業は、
単調であるという話を聞いたことがあります。
その方は毎日その作業の繰り返しだったそうで
「何のために資格をとったのか」と
悩んだりもされたそうです。
私は、その作業は行ったことがないので
想像でしか答えることができませんが、
作業をこなすだけになってしまうと、
3年間も勉強しなくても良いのではないかと
疑問を持ってしまうかな、と思います。
今勤められている整骨院での治療で、
患者さんに対して
電気をかけるのは何故なのでしょう?
まだ勤められて日が浅いということですが、
電気をかける意図が何かを学ぶことができれば、
また、電気をかけながらでも他の何かを学ぶことが
できれば、単なる当てるだけの作業にはならない気もします。
何かご縁があって今の職場に巡り会ったのでしたら、
一考の価値はあると思いますがいかがでしょうか。
それでも作業が単調なら、
諦めきれない鍼灸院に職場を変えるのも
選択肢の一つかと思います。
確かにわだかまりがあるのであれば
鍼灸院に転職することをお勧めしますが、
一口に鍼灸といっても様々な方法がありますので
例:北辰会、長野式、子午鍼灸、経絡治療、etc
自分がどんな道を進みたいのか、
どんな治療をしたいのかは
見通しを立てた方がいいと思います。
実際に気になる治療院に
治療を受けにいってもいいですし
勉強会などに参加されるのもいいと思います。
それを見て「●●がいやだから●●する」から
「●●がしたいので●●する」といったように
モチベーションを変えてからのぞんだ方が
成長も早いと思います。
偉そうに意見してしまいましたが
鍼灸院に勤める鍼灸師として
窪さんの様な方が増えることは
大変嬉しいです。
是非がんばって下さい。
応援しています。
ご相談メール拝見しました。
モチベーションを上げる為に、
院長や先輩達が今何をしているのか、
そこをひとつ目標に設定するのはどうでしょうか。
いつか同じ立場に立ちたい、
少しでも近づきたいという気持ちをもてるなら、
電気をかける作業であっても無駄にはならないと思います。
上に挙げたのは一つの例ですが、
今の環境でできる事をやり、
それでも鍼灸院を諦められないのなら、
鍼灸院で何がしたいのかを考えた上で行動するのがいいと思います。
まずは今精一杯できることを。
頑張って下さい。
鍼灸師とのことですので、
このような言い方は愚問だと思いますが、
元々 鍼灸院で働きたかったのでしょうか?
もしそうであれば、
なぜ鍼灸整骨院で働く事にしたのでしょうか。
私の同級生にも、
同じ事を言う者がいましたが、
現在の立場を
治療院に勤める前に
ある程度 把握は出来なかったのでしょうか。
今の治療院さんに
ご自身で納得して
お世話になる事を選ばれたのであれば、
モチベーションが上がらない
で終わらせるのは良くないと思います。
今自分がその状況で何が学べるのか、
一度見直してもらえればと思いますし、
もしやはり鍼灸院を諦められない
というのであれば、
ご自身の道です
納得のできる方向へ進んでみては
どうでしょうか。
ただ、
もし後者の場合でも、
今のところで
短いながらにもお世話になった方が
必ずおられると思いますので、
後味の悪いことはないようにして下さい。
どうしても鍼灸院で働くことを諦められない、
電気をかけることにモチベーションがあがらない、ということは
現在の職場にいるとそれは適わないとお考えなのでしょうか。
勤めて日は浅いとのことなので、
実際現在のところに勤められるまでは
気づかなかった部分もあったのかと思いますが、
時間には限りがあり、なんのために使うのかを考えると
ご自身の理想に少しでも進めるように
行動された方がよいのではないかと思います。
私自身こちらに来させて頂く前に
いくつか治療院を見に行きましたが、
やはり納得いく先生のところで
学びたいという気持ちが決めてでした。
すぐに辞めれる状況でない、
また働ける鍼灸院がないということで
お悩みなのであれば、
目の前の患者さんから学べることは
たくさんあると思いますので
まずそこを大切にして、
本を読んだり勉強会に出かけるなど
今できることをやりきるのもひとつだと思います。
【当院公式サイト】
https://www.1sshindo.com/
《住所》
大阪本院:大阪府豊中市東寺内町5-38
神戸三宮院:兵庫県神戸市 中央区八幡通4丁目1番15号
《電話》
大阪本院:06-4861-0023
神戸三宮院:078-855-4012
《問い合わせ・ご相談》
https://www.1sshindo.com/inquiry/