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【お知らせ】年末年始の鍼灸治療
すける物にあい、
うえたる時にあたり、
味すぐれて珍味なる食にあい、
その品おほく前につらなるとも、
よきほどのかぎりの外は、
かたくつつしみてその節にすぐすべからず。
(自分の好物が出ても、空腹であっても、
美味しく珍味なものがあっても、
品数が多く揃っていても、食べ過ぎてはいけない。)
貝原 益軒『養生訓』より
下野です。
年末年始いかがお過ごしでしょうか?
この時期は
どうしても食べ過ぎ、飲み過ぎが多く
そこから脾胃を傷付けしまい、
後々 体調を崩される方が多くおられます。
冒頭の言葉は、
生まれつき病弱ながら、
八十四歳まで生きた貝原 益軒の
自身の体験、知識をまとめた
養生の書『養生訓』の一文で、
「いつも適量を食しないさい!」
という内容となっております。
当時(江戸時代)を考えると
超がつくほど長寿であった
貝原 益軒の言葉だけあって
非常に説得力がありますね。
年明け早々 体調を崩してしまい、
一年のスタートを最悪な形で切らないように、
冒頭の言葉を頭の片隅にでも入れておいて下さい。
※貝原 益軒(1630年生〜1714年没)
江戸時代の本草学者、儒学者で、
本草学、儒学をはじめ
風土記や紀行文など多数の書物を記す。
『養生訓』は亡くなる一年前の著作である。
下野