列缼に一定の関わりがあったので、
偏歴を通るときに
妙に気の不通するところ、生気の温用をうけていない場所があり、
すこし捌くかと試みたところ、
肺気と合う時のような軽さの中に
独特の軽石が細かくサクサクと崩れて留まっているかのような感覚を得た。
物を燃やした後に生じる灰の固まりのような。

学問上は数学的に背反するものは消されてしまうものであるけれども、
臨床、現象とは摩訶不思議なもので、
矛盾も矛盾のまま背反しながらも結び、両立してしまう。
まあ、それが学術的に崩せないということが、
(本当はその考察の深さに甘さがあるのだけれども、
ここはシーっと声を潜めつつ。)

そして、
これは何かしらと思いを馳ながらも、
これまた、面白いなあ、と。
一人わくわく。
やめられない止まらない。
(頭の中にカルビーのかっぱえびせんのメロディーが響きましたね 笑 )
もう、嫌になることもあるけれども、
やっぱり根本的に好きなんだなあ。

天は高く 自由自在だ。
いつだって人は自分で自分を狭くするらしい。

鍼師 林

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