下積み修行中の小堀のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。
小堀です。
今日は、足の太陰脾経の三陰交について書いていきます。
三陰交
《由来》足三陰経の交会穴であることから命名された。
《部位》下腿内側、脛骨内縁の後際、内果尖の上方3寸。
《取穴法》内果尖の上方3寸、脛骨の内側縁と後脛骨筋との間に取る。
《解剖》後脛骨筋・長指屈筋
《筋枝》脛骨神経
《皮枝》伏在神経
《血管》後脛骨動脈
生殖泌尿器経疾患、血証、婦人科疾患の常用穴とされている。
肝は血を蔵し、脾は血を統轄し、腎は蔵精を主り
精血同源であることから、三陰経ともに血と関わりが深い。
本穴はこれらが交わるところであり、
血虚・血瘀・血熱など血の病に用いられる。
血の虚実は気に影響し、
気血は生命活動の基礎物質であるため
補気・行気作用のある経穴と配穴して用いられることが多い。
また脾を助けることで湿を化し、肝の疎泄、腎の気化を助け、
水を行らせることで本穴は湿を去る事もできる。
参考文献:
『臨床経穴学』東洋学術出版社
『新版 経絡経穴概論』医道の日本社
『臓腑経絡学』アルテミシア
『穴性学ハンドブック』たにぐち
『経穴解説』メディカルユーコン
『東洋医学講座 取穴編』自然社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
小堀