凡そ針を用いんと欲せば
前一日後三日房事を慎むべし、
灸は前三日後七日房事を忌むべし、
又針灸を用いる時怒るべからず、
もし怒る事あらば
暫く気を定めて後に用べし、
又はなはだ飢、はなはだ飽き、
酒に酔い、労役する時に針灸すべからず、
若し労役することあらば
暫く休めて後に為すべし、
灸の後三日風呂に入るべからず、
洗欲は翌日より用ゆべし、
又風寒を禁ず、
よく窓隙を閉じておこなうべし。

〜『鍼灸重宝記』より〜

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