下積み修行中の小堀のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


空

小堀です。
今日は手の少陽三焦経の外関について書いていきます。

三焦経の絡穴・八脈交会穴
《部位》前腕後面、橈骨と尺骨の骨間の中点、手関節背側横紋の上方2寸。
《由来》
内関と相対するため、「外関」と命名された。
《取穴》陽池の上方2寸で、総指伸筋腱と小指伸筋腱との間に取る。
《解剖》総指伸筋腱・小指伸筋腱
(筋枝)橈骨神経《皮枝》後前腕皮神経
(血管)後骨間動脈

「外の関」といわれるように
外から入ってくるものの関所となり、
また陽維脈に通じ、陽維脈は一身の表を司るため、
外感風熱・風寒表証の治療穴となる。

素問「決涜の官にして水道これより出づ」
難経三十一難「水穀の道路にして気の終始する所なり」とあり
三焦は気化や水道の疎通を司る。
しかし少陽三焦経の肘以下の経穴に
気化機能や通調水道の治療作用はなく、
これは三焦の生理・病理が
臓腑に分散しているためであると考えられている。


参考文献:
『臨床経穴学』東洋学術出版社
『新版 経絡経穴概論』医道の日本社
『臓腑経絡学』アルテミシア
『経穴解説』メディカルユーコン
『東洋医学講座 取穴編』自然社

小堀

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here