下積み修行中の小堀のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。
昔、夏になると実家の近所に自生した
その辺のミントを摘んで(すみません)
紅茶にいれて飲んでいました。
すっきりするのでこの季節にはおすすめです♪
今日は薄荷について調べたことを書いていきます。
薄荷(はっか)
性味:辛・涼
帰経:肺・肝
効能
①疎散風熱
風熱表証の発熱・微悪風寒・頭痛・無汗・咽痛・脈が浮数
○方剤例:桑菊飲
効能:疎散風熱・宣肺止咳
主治:風熱犯肺
病機:風熱の邪が肺を侵犯し肺気が宣降できなくなって
上逆している病態であり、邪は軽浅である
方意:辛涼により軽清宣透し、風熱を疎散するとともに止咳する
②清頭目・利咽喉
○方剤例:薄荷湯
③透疹止痒
○方剤例:竹葉柳蒡湯
主治:麻疹の透発不足で、喘息・煩躁・咽喉腫痛・高熱
舌質が紅で乾燥・舌苔が黄・脈が細数などを呈するもの
④疎肝解鬱
○方剤例:逍遙散
効能:疎肝解鬱・健脾和営
主治:肝鬱血虚・脾失健運
病機:肝気鬱結・血虚・脾失健運が混在し、因果関係をもったもの
⑤闢穢
病機:暑邪穢濁による腹満・腹痛・嘔吐・下痢など
※注意
・長く煎じると揮発して有効成分が消失する。
・発汗耗気しやすいので、虚弱者の多汗には用いない。
参考文献:
『中医臨床のための方剤学』医歯薬出版株式会社
『中医臨床のための中薬学』医歯薬出版株式会社
『中医基本用語辞典』東洋学術出版社
『中医弁証学』東洋学術出版社
『中医病因病機学』東洋学術出版社
※画像や文献に関して、
ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
小堀