トマトつけ麺(江坂にて)
トマトつけ麺(江坂にて)


下積み修行中の大原さんのお勉強記事です。

勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。


修行生の大原です。
ふとラーメンが食べたくなり、
でも、さっぱりとした感じのものも食べたいなあ、と
思ってどうしようか考えていたところ、
江坂駅近くにあるラーメン屋さんで
「トマトつけ麺」(写真)を食べてみました。
ラーメンのコクと、トマトのさっぱり感の
両方が満喫でき、美味しく頂きました。

さて、前回(心と小腸について その1)の続きです。

小腸の基本的な働きは、
脾が清の部分を吸収した残りの濁を受け止め、
受け止めた濁をさらに清濁に分けます。
分けられた清は脾へ、濁中の水分を膀胱へ、
濁中の固形を大腸に送ります。

このように、小腸は
清と濁の両方を受け止めることから
受盛の官と呼ばれ、
その機能を清濁泌別といいます。

また、清濁の泌別は、
心の陽気が小腸を温煦することで行われ、
心火が亢進するとその火熱が小腸に移り、
熱邪が膀胱に伝わることで、
尿が濃い、排尿痛、排尿困難などが発生します。
反対に、小腸の熱が心に上行する場合もあり、
意識障害などが発生するとされています。
この場合、清心と利小便によって
心・小腸の熱邪を清します。

以上のように、心と小腸は
密接な関係にあることが分かりますが、
その他にも、1日の中で心は主に日中に働き、
夜は心と表裏関係にある小腸が働いて
心臓の役割を果たすとされています。

これは、人体の脈管の大半が腸にあり、
網の目のようになって
心臓のような一つの力になって躍動し、
ちょうど心臓の役割を果たすためです。

このことから小腸は「夜の心臓」、
または「副心臓」と表現している
文献もあります。


参考文献:
『臓腑経絡学』 アルテミシア
『東洋医学講座 第二巻』 自然社
『中医内科学』 東洋学術出版社
『基礎中医学』 燎原

*画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
ぜひ参考文献を読んでみて下さい。

大原

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