がんばれ東北!
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今日も一日、鍼灸師としての誇りの為に、病治しの為に、
そして心の半分は東北を想ってがんばります!!

一鍼堂一同


大柴胡湯の證

大柴胡湯
大柴胡湯

図の如く、胸脇苦満して少しく拘攣あり。凡そ拘攣は、
塊物と異なり、指頭に少し拘わり応うるものなり。
又、腹少しく実満して心下硬せず、痞するばかりなり。
よくよく診して考うべし。前にいう小柴胡湯は、
心下痞硬ありて実満なし。これを以って分別すべし。
凡そ傷寒論の漢方は、其の意、精密なるものにして、
その方、その證、自然と備わりて違わざること、
欺くべからざるものなり。謹んで、方の主證明かにし、
君佐の意味を考え是れを用いるときは、
一も療治せざることなかるべし。これ天然自然の方法、
三代以上の術たることを疑いなし。
医者、私智を離れ古の法を用い、謹んで、
其の功あることを知るべし。

画像:
『腹証奇覧 正編2巻』
京都大学貴重資料デジタルアーカイブより
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00004913

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