将棋
先手の中飛車戦法による序盤戦です。先手番、次の一手は?(答えは下)


下積み修行中の大原さんのお勉強記事です。

勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。


修行生の大原です。
学校での後期試験が無事に終わり、
やっと一息という感じです。

さて、「胃痛」とは文字通り
胃の痛みのことで、主な症状として
上腹部(胃脘部)の心窩付近に
疼痛が現れる症状をいいます。
胃痛の主な病機を以下にまとめます。

●寒邪客胃
外感寒邪が胃に侵入すると、
寒は吸引性があることから
胃気不和を起こして痛みを生じる。
突発的に激しく痛む特徴がある。
生ものや冷たいものを食べたりすることで発生する。
治法は散寒止痛である。

●飲食傷胃
飲食の不摂生や、
極端な飽食あるいは飢餓があると
胃の和降作用が失調する。
穀濁の気が下降できずに上逆するため
腐臭のあるげっぷや胃酸がこみ上がり、
未消化物を吐くと痛みが軽減する。
治法は消食導滞である。

●肝気犯胃
肝の性質は条達を喜び、疏泄を主る。
もし、憂い・思い・悩み・怒りがあると
気が鬱して肝を損傷する。
肝の疏泄が失調すると肝気が横逆して胃を犯し、
気機の阻滞を引き起こして疼痛が起こる。
治法は疏肝理気である。

肝気鬱結が長引いて化熱すると
邪熱が胃を犯すため、
心窩部に灼熱感のある痛みが
急に起こる。肝胃鬱熱

ところで、脾と胃はともに
腹中にあって膜で繋がり、
互いに表裏をなし、昇降を主る。
そのため胃病が脾に波及したり、
脾病が胃に波及する場合がよくみられる。

肝木と脾土は相克関係にあり、
気鬱などで肝を損傷した場合、
肝気は横逆し脾胃を犯しやすい。

●脾胃虚寒
過労や長患いなどで脾胃が損傷を受けると
脾陽が不足して中焦に虚寒が生じたり、
胃陰が損なわれて濡養を失ったりするため
疼痛が起こる。
正気の虚によるもので、
シクシクとした痛み(隠痛)が特徴である。
治法は温中健脾である。

●瘀血停滞
瘀血が停滞すると、脈絡が塞がって通じず
針で刺すような痛みが固定した部位に起こる。
食事を摂ると、その瘀を触動するため
食後に痛みが増強する。
胃内に瘀血が停滞しているときは吐血が、
腸内に瘀血が停滞しているときは黒色便がみられる。
治法は活血化瘀である。

上記のような胃痛の原因は、
単独で現れる場合には、
その病理変化や臨床症状が
比較的単純なため治りやすい。

また、肝と脾は、それぞれ蔵血と統血の臓であり、
胃は多気多血の腑であることから、
胃痛の初期においては、病は気分にあるが
長引くと血分まで深く侵入する。
血分まで侵入すると吐血・黒色便などがみられ、
気病に比べ血病は重篤である。

将棋
答え:正解は3三角成です。後手玉は、成った馬と飛車の両王手を受けることができません。

将棋


参考文献:
『中医内科学』 東洋学術出版社
『中医病因病機学』 東洋学術出版社
『基礎中医学』 燎原

*画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
ぜひ参考文献を読んでみて下さい。

大原

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