下積み修行中の冠木のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


Cafeにて
Cafeにて

こんにちは、冠木です。
今回もカフェでの写真です。
レトロな建物の中にあり、内装も落ち着きのある感じでした。


独活

●祛風湿薬
肌肉・経絡・筋骨の間にある風湿の邪を祛除して痺痛を解除する。
痺証は、風寒湿邪が侵襲して経絡を阻滞し、
気血の巡りが滞り形成される。

独活、一名羌活、一名羌青、一名護羌使者、
味、苦、平。川谷に生ず。
*1風寒所撃、金創を治す。痛を止め、*2賁豚、*3癇痙、女子*4疝瘕を治す。
*1 風寒の邪気により障害された病気
*2 奔豚病のことで、下腹部から昇って咽を突き上げる病気
*3 痙攣性疾患
*4 寒邪のための腹内に移動性の腫瘤ができ腹痛が腰背に及ぶもの

[性味] 辛・苦、微温
[帰経] 肝・腎・膀胱
[効能と応用]
①祛風勝湿・止痛
●風寒湿痺の痺れ痛みが腰以下に顕著
☆独活寄生湯
[効能]
祛風湿・止痺痛・益肝腎・補気血
[主治] 痺証日久・肝腎不足・気血両虚
[病機]
虚に乗じて風寒湿邪が侵入し、長期にわたり経絡・筋骨に停着して
肝腎不足・気血両虚をともなった状態である。

●風寒湿邪の外感による頭痛・関節痛・悪寒・発熱
☆羗活勝湿湯
[効能] 祛風勝湿
[主治] 風湿在表
[病機]
湿地で生活したり汗をかいて風にあたるなどの原因で、
風湿の邪が肌表を侵襲し経気を阻滞した状態である。

●頭痛・歯痛
☆清上蠲痛湯(せいじょうけんつうとう)
[効能] 祛風止痛
[主治] 頭風

[使用上の注意]
風寒湿邪が存在せず、気血不足で生じた痺証には禁忌である。


参考文献:
『中医臨床のための方剤学』
『中医臨床のための中薬学』 医歯薬出版株式会社
『神農本草経解説』 源草社

※画像や文献に関して、
ご興味がおありの方は 是非参考文献を読んでみて下さい。

冠木

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