下積み修行中の宮村さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。
趣味?でよく献血にいくのですが、
ついに通算20回目の献血にいってきました(^^)/
特に数字に意味があるものではありませんが、
自分の中ですこし満足感に浸ってしまいました(笑)
400ml献血は現在は一年に3回までと制限されているので、
30回目は最短でも4年後になります。
う~ん自分がどうなっているか想像もつきません(^.^;)
無事30回目の献血にいけるよう健康に気をつけていきたいと思います。
今回は六淫弁証の暑淫証候について勉強した内容を
書いていきたいと思います。
暑淫証候
暑邪は季節では夏に配当さる。
五行では火、五臓では心と関係が深く、
暑は盛夏の時期にみられる。
暑邪の性質
①炎熱
暑は盛夏の時期に火熱の気から生じる陽邪であり炎熱という特性がある。
②昇散
暑は陽邪であり昇散という特性がる。
これが作用して腠理が開くと汗が多く出て津液を消耗する。
そのため気が津液とともの外泄し気津両傷になる。
③湿邪をともないやすい
夏季の気候は温度、湿度ともに高く、人体に暑邪を受けるときには、
しばしば湿邪をともなる。
【臨床所見】
暑淫証候にはⅠ傷暑とⅡ中暑がある。
Ⅰ傷暑 - 悪熱、眩暈、汗が出る、口渇、倦怠、小便は黄色
舌質紅 舌苔白または黄 脈洪数または虚数
傷暑は暑邪を感受して、発汗過多となり津液と気が損傷されて、
悪熱、眩暈、汗が出る、口渇、倦怠などの症状がでる。
暑邪が気分に入って熱化するため舌質は紅になり、
舌苔は湿が勝れば白、熱が勝れば黄となる。
Ⅱ中暑 - 発熱、突然昏倒、意識障害、汗が大量に出る、口渇、呼吸促迫
舌質絳紅 脈数
中暑は酷暑下での労働などによって、暑熱が清竅に影響して発生する。
暑熱が心神に影響すると突然昏倒したり、意識障害をおこす。
竅とは九竅といわれ、両眼・両耳・両鼻孔・口・前陰・後陰の
九つの人体に開いた孔のことであり、
心は舌、肺は鼻、脾は口、肝は目、腎は耳と二陰に開竅するとされます。
中暑は竅から直接臓腑に暑邪が入む病証です。
参考文献
『東洋医学概論』 医道の日本社
『針灸学 基礎編』 東洋学術出版
『中医病因病機学』 東洋学術出版
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
宮村