四診の一つである脈診。
脈診に関しては書物により諸説あり、
未だに様々な意見がある。
様々な書籍を残してきた岡本 一抱は
「医学切要指南」で以下のように記している。
診脈の道においてはは必ずしも、
心肺を寸で候い、肝脾を関で候い、腎を尺で候う
という法に拘わる必要はありません。
ここに拘わって診、ここに曲滞して治療すると
少なからず治療を誤ることとなります。
どうしてかというと、診脈の部位の法には諸説あって
同じではないためです。
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『医学切要指南』伴 尚志 現代語訳 たにぐち書店より抜粋
勉強になります。
これって、単に治療に関する事だけではなく、
それ以外のことにも通用するのでは・・・
勉強になります。