【カテゴリ】鍼灸の学校へ行こうか迷っている。
【タイトル】鍼灸師になりたい。
【相談日時】2013/07/25
【相談内容】以下に続く。

初めましてE.Yと申します。
現在 総合病院で医療事務として働いています。
東洋医学に興味を持ち始めたのは約3年前に
体調を崩したことがきっかけでした。
今、考えればうつ状態でした。
この体調を崩した経験を生かし鍼灸師になり
患者さんに元気になってもらう手助けがしたいと思っています。
ただ、鍼灸師の学校へ行くか迷っています。
鍼灸師はどういう適性が必要なのでしょうか?

 


【回答】

林 / 顔

「自分で創意工夫する能力ですね。
医療事務で働いてらっしゃるということですが、
与えられた仕事以外にも自分で自主的に工夫したりすることが好きであれば、
向いていると言えるかも知れません。
何故ならば鍼師の仕事は自分との戦いであり、
職人仕事としての要素が大きいので、
誰かがこうしろと教えてくれるものでもないので、
技術と現状に対して自問自答し続け、
その中で楽しみを見いだすことが出来なければきついです。
凡百の鍼師をふるいにかけた場合、
やはりそういった工夫の出来ないものは埋もれていきます。」

 

為沢
為沢

「適性ですか。どうなんでしょう?
正直よく分かりません。E.Yさん次第だと思いますよ。
もし適性があるとすれば、
『理想(E.Yさんが考える理想像で良いです。例えば ”うつ病を治せる鍼灸師!!”など)
に近づくための努力を惜しまない探究心があり、その過程を楽しめる人』とかですかね。
(どの職業でもそうだと思いますが)

E.Yさんが考える”理想の鍼灸師像”を軸に考え、
それに向かって行動していけば自ずと課題や方向性は見えてくるかと。
今のE.Yさんが鍼灸師に合っているかどうか?は重要ではなく、
“理想の鍼灸師に向けてE.Yさんが変化し合わせていくこと” が重要かなと考えます。」

 

下野 / 顔
下野

「鍼灸師の適性について
深く考えたことはなかったのですが、
言われたことだけこなすロボットタイプより、
自分で”何をすべきか”考えながら成長していく
タイプの方が合っているのではと思います。
いざ臨床の現場にたつと、
思い通りにいかないことなんて多々ありますし、
その都度 誰かに答えを聞いているようでは
いつまで経っても成長のない鍼灸師で終わってしまいますよ。

ただこれに関しては、
鍼灸師にとってどうこうと言うより、
どの職に就いても必要でしょうし、
ヒトとして成長をしていく為には大切なことと思っています。」

新川
新川

「鍼灸師として、
患者さんへ貢献するためには、
絶対的に技術がないと難しいと感じています。
そのためには、継続した鍛錬が必要となってきますので、
地味なことでも積み重ねていける根気が必要です。

また臨床の現場では実に様々な事が起こります。
いかなる状況においても冷静な判断が求められますので、
客観的に物事を見極めることも必要となってきます。

いずれの事に対しても、
毎日どれだけ意識を高め、
『継続して積み重ねること』が出来るかが
重要だと感じています。

以前、体調を崩された事がおありとのことですが、
今後鍼灸師への道を進まれるならば、
そのようなご経験もご自分の糧として、
活かして頂ければと思います。」

 

 

本多 / 顔
本多

「僕が学生の頃は
『手が器用で無いと鍼灸師は難しい』
なんてことを言われたりしましたが、そうでもないと思います。
意識して鍼を持ってればある程度は器用になってきますしね。
目に見えないところ「心持ち」が重要で、
E.Yさんが『患者さんに元気になってもらう手助けがしたい』
と思ってるのならまずはそれで充分だと思います。」

冠木 / 顔
冠木

鍼灸専門学校の1年生です。
適性と聞かれると正直自分でもよくわかりません。

話は変わりますが、大学の就職活動の際
自分がどの職種にあっているのか
調べるというものがありました。
(その結果を参考に職業を決めた人がどの位いたかはわかりませんが・・・)
ただ、その結果は自分の意思よりも
マークシートを記入し、
この要素が強い人はこれに向いている、向いていないというもので
向いている職業=やりたい仕事とは限らなかったです。
(ちなみに、私の適性は電話オペレーターでした。笑)
もし、自分のなりたい職業の適性が低い、
人にあなたはこの職業に向いていないと言われたとしても
その時点で諦めるか、試しにしてみるか
それを決めるのは最終的にはご自身だと思うので
E.Yさんがしたいと思うのなら行ってみるべきだと思います。
こちらの先生方は鍼の勉強だけではなく
芸術や読書など一見鍼と関係のないようなことも楽しんでされています。
感性を磨くという意味では鍼とも関係してくるので
まずは色々と試されてはいかがでしょうか。

宮村 / 顔
宮村

修業生の宮村です。現在、鍼灸専門学校の三年生です。
自分が鍼灸を選んだのは他の資格に比べて患者様に直接アプローチ
できるのではないかと感じたからです。
また東洋医学を勉強したい、治療がしたいと考えているのであれば
鍼灸の学校に行くことをオススメします。
適性に関しては鍼灸と一口に言っても色々な治療、考え方があるので、
その中で自分に合ったものを選択していったらいいと思うので
特にどんな適性が必要ということはないと思います。
ただ学生の時はもちろん、資格を取得してからも
勉強と創意工夫していくことが大切です。

 

大原 / 顔
大原

私はまだ鍼灸学生で、鍼灸師に必要な要素は何か、
回答に悩みます。
ただ、鍼灸師として活躍されている先生方は、
勉強熱心で、誰かに教わらなくても
自分から勉強していってらっしゃるような印象が強いです。

 

 

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