下積み修行中の宮村さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。
休日の朝の散歩中のことです。
以前に写真を撮らせてもらった猫に再会したので、
また写真を撮らせてもらいました。
(こちらを参照→【臓象学】腎・膀胱)
この猫いろんな通行人に愛想を振りまいてまわっている様で、
ご近所さんにかわいがられていました。
その八方美人ぶりはコミュニケーション下手な自分としては
嫉妬するばかりです(^^;
前回に引き続き病脈について勉強した内容を書いていきます。
●動脈
脈象:脈形は豆の様に短く、ころがるようにゆれ動き、滑数で有力な脈
主病:疼痛、驚
陰陽が争って昇降が失調すると気血が衝動する。
動脈はこの気血の衝動を受けて滑数で有力な脈になる。
ただし脈形は短である。
痛みが起こると陰陽が不和し、気が血によって阻滞する。
また驚くと気血が乱れ、不安定になる。
このため動脈が診られる。
●促脈
脈象:脈来は数で時々一つ止まるが、一定していない脈
主病:火熱内盛、五積化火
促脈は主に火熱内盛による、その原因は気、血、痰、飲、食
などが鬱積した場合にみられる。
実証では有力な促脈がみられるが、虚証の場合は細小無力な脈になり、
臨床上注意しなけらばならない。
●結脈
脈象:脈来は緩慢で時に一つ止まるが、止まり方は一定しない脈
主病:五積、七情鬱滞、気血衰微
五積(気、血、痰、飲、食などの停滞)や
七情鬱滞(精神情緒失調により気機の運行が悪くなること)の場合
脈気が阻滞して結脈は有力になる。
しかし気血衰微の場合は気血が不足している為無力な脈となる。
参考文献
『東洋医学概論』 医道の日本社
『針灸学 基礎編』 東洋学術出版
『脈診 基礎知識と実践ガイド』 東洋学術出版
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
宮村