下積み修行中の宮村さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。
最近携帯電話をスマートフォンにしたのですが
いろんな機能があってびっくりします。
写真は携帯カメラのパノラマモードで撮影してみました。
画質は少し荒くなりますが、
手軽に撮れるのはおもしろいですね。
前回に引き続き病脈について勉強した内容を書いていきます。
●弱脈
脈象 沈細で無力な脈
主病 気血不足
沈取して初めて触れ、細にして弱、無力な脈です。
血が虚すと拍動が弱くなります。
病後で正気が虚しているときの弱脈は順証ですが、
新しく病気になり邪気が実しているときに診られる
弱脈は逆証で、病情が重篤なことが多い。
●濡脈
脈象 浮にして細軟の脈
主病 諸虚、湿
脈位は浮で細軟にして無力で軽く触ると触れるが、
強く押さえるとかえって感じなくなる。
清血が虚すと脈を養うことができず、
そのため諸虚によくみられる。
また湿が脈道を阻み圧迫したときにも濡脈がみられる。
●伏脈
脈象 重按して筋肉を圧し、骨に当るほど押さえて初めて触れることができ、
ひどい時には伏して触知されない脈
主病 邪閉、厥証、激痛
伏とは隠れ伏すことで、沈取にくらべて筋骨に着くほどさらに深い脈である。
邪気が内伏し脈気が通らないためにおこる。
または陽衰が進んでいることで脈は沈脈より深くなる。
参考文献
『東洋医学概論』 医道の日本社
『針灸学 基礎編』 東洋学術出版
『脈診 基礎知識と実践ガイド』 東洋学術出版
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
宮村