下積み修行中の宮村さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。
一年前程前に中国で撮った写真です。
湖面に映る景色がはっきりしていて
どちらが湖面なのかわからなくなります。
どこか引き込まれる様な雰囲気が好きです。
今年もどこかに旅行したいのですが、
まだな~んにも計画できてないです(笑)
前回に引き続き病脈について勉強した内容を書いていきます。
●散脈
脈象:脈拍が散漫で根がなく、至数がそろっていない脈
主病:気失血虚
浮取で触れるが中取沈取では消える。
はっきりせず拍動のリズムも一致しない脈です。
これは正気が消散し、
臓腑の気が絶えようとしている危険な兆候です。
●芤脈
脈象:浮大で中空、葱の管を按じるような脈
主病:失血、傷陰
この脈は突然の大量出血により血量が減少し、
営血が不足して脈を充たすことが
できなくなった場合に診られる。
また津液が大量に損傷し、
血を充足できなくなると、
陰が不足して陽気が収まるところがなくなり
外に散じるのでこの脈象が現れる。
●緊脈
脈象:脈来が緊張していて張りつめた感じがある。
縄をよったロープのような状態。
主病:寒、痛、宿食
寒邪が侵入すると、陽気を阻み寒邪と正気が争う。
そのために脈道が緊張し拘急すると緊脈が現れます。
また激痛や宿食に現れる。
参考文献
『東洋医学概論』 医道の日本社
『針灸学 基礎編』 東洋学術出版
『脈診 基礎知識と実践ガイド』 東洋学術出版
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
宮村