下積み修行中の宮村さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


もうすぐ来年の国家試験まで
半年を切ってしまいます。
まだ先だと思っていたら・・・
時が過ぎるのは速いです。
学校でも国家試験を意識して勉強に励む姿が
見え始めました。
この夏でどこまで成績を伸ばせるか?
がんばります。


前回に引き続き病脈について勉強した事を
書いていきます。

長脈
脈象:脈形が長く、寸と尺の部位を越える脈。
主病:肝陽有余、陽盛内熱など

脈象が穏やかなら健康人の脈であるが、
長で弦硬なら肝陽有余、陽盛内熱となる。

短脈
脈象:脈形が短く、三部(寸関尺全部)に満たない脈。
主病:有力なもの気鬱、無力なものは気損。

脈が短く無力なものは気虚による血行無力なもの、
また気鬱、血瘀あるいは痰飲や食積によって
脈道が阻まれ脈気が伸びない場合は、
短く有力な脈が診られる。

細脈
脈象:脈形が糸の様に細いもの、
しかし指にははっきりと触れる脈。
主病:気血両虚、諸虚労損、湿病

細脈は気血両虚によりおこる。営血が不足すると、
脈道を充たすことができず、脈は細く小さくなる。
気が不足すると脈は軟弱化し無力になる。
また湿邪が脈道に入った場合にも
この脈象が診られることがある。


参考文献
『東洋医学概論』 医道の日本社
『針灸学 基礎編』  東洋学術出版
『脈診 基礎知識と実践ガイド』 東洋学術出版

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

宮村

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