下積み修行中の宮村さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。
やっと梅雨らしい天気になってきました。
待ちに待った雨!
しかし降ったら降ったで早く止まないかと
空を見てしまいます。勝手ですね(笑)
前回に引き続き病脈について勉強した内容を書いていきます。
●弦脈
脈象:脈はまっすぐで、琴の弦を按じるような脈
主病:肝胆病、痛証、痰飲、瘧疾
脈気が緊張していると現れます。
肝が邪気に侵され疏泄機能が失調し、
気機が不利になり諸痛がおこり、
このため脈気が緊張すると弦脈が現れます。
また痰飲により気機が阻まれると脈気が緊張して
弦脈が現れます。
春は肝気が高まるのでやや弦になるが、
病脈ではないので鑑別しなけらばならない。
●洪脈
脈象:波が激しく押し寄せるような大きな脈です。
脈が来るときの力が去るときの力に比べて大きい。
主病:気分熱盛
内熱が充満し、脈道が広がり、
気が盛んで血があふれると洪脈なります。
久病で気虚あるいは失血、虚労、久泄などの
病証に洪脈が現れるのは、
邪盛正虚の危険な兆候であることが多い。
●微脈
脈象:極めて細、軟の脈をいう。
あるかないかはっきりしないもので、
按ずと絶えそうな脈。
主病:陽衰、少気、陰陽帰結の諸虚。
陽気が衰え、鼓動が無力となると微脈が現れる。
軽取して微脈のものは、陽気が衰えており、
重按して微のものは陰気が枯れている。
参考文献
『東洋医学概論』 医道の日本社
『針灸学 基礎編』 東洋学術出版
『脈診 基礎知識と実践ガイド』 東洋学術出版
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
宮村