こんにちは。新川です。
「うめきたのグランフロントが出来たところにあったJRの貨物駅ってどこにいったんやろ・・」
と疑問に思っていましたが、
解決してくれる記事を発見しました。
『吹田市にヘッドマーク寄贈
貨物ターミナル駅 開業記念
【大阪日々新聞 HPより】』
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記事によりますと、
梅田の貨物駅の機能が、
吹田市と大阪市東住吉区の二ヵ所に移転したようです。
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吹田市の貨物駅は、
JR吹田駅周辺からJR千里丘駅周辺の線路沿いに位置しております。
今後、吹田市は「鉄道」を観光資源として
押しだしていく計画があり、
今後はイベントなどの開催にもこれらの駅が利用されるようです。
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京都の梅小路には負けていられませんね(笑)
今回は、気府論篇について綴って参ります。
本来ならここにまとめてある以上の内容がありますが、
なるべく分かりやすくするため、
一部を抜粋して表現させて頂いております。
【気府論篇 五十九】
【原文】
足太陽脈気所発者、七十八穴。
両眉頭各一、入髮至頂三寸半、傍五。
相去三寸。其浮気在皮中者、凡五行、行五、五五二十五。
項中大筋両傍各一、風府両傍各一。侠背以下至尻尾二十一節、
十五間各一、五蔵之兪各五、六府之兪各六。委中以下至足小指傍各六兪。
足少陽脈気所発者、六十二穴。
両角上各二、 直目上髮際内各五、耳前角上各一、耳前角下各一、
鋭髮下各一、客主人各一、耳後陥中各一、下関各一、耳下牙車之後各一、
缺盆各一、掖下三寸、脇下至胠八間各一、髀枢中傍各一、膝以下至足小指次指各六兪。
足陽明脈気所発者、六十八穴。
額顱髮際傍各三、面鼽骨空各一、大迎之骨空各一、人迎各一、缺盆外骨空各一、膺中骨間各一、
侠鳩尾之外、当乳下三寸、侠胃脘各五、侠斉広三寸各三、下斉二寸、侠之各三、気街動脈各一、伏菟上各一、三里以下至足中指各八兪。分之所在穴空。
手太陽脈気所発者、三十六穴。目内眥各一、目外各一、鼽骨下各一、耳郭上各一、耳中各一、巨骨穴各一、
曲掖上骨穴各一、柱骨上陥者各一、上天窓四寸各一、肩解各一、肩解下三寸各一、肘以下至手小指本各六兪。
手陽明脈気所発者、二十二穴。
鼻空外廉、項上各二、大迎骨空各一、柱骨之会各一、髃骨之会各一、肘以下至手大指次指本各六兪。
手少陽脈気所発者、三十二穴。
鼽骨下各一、眉後各一、角上各一、下完骨後各一、項中足太陽之前各一、
侠扶突各一、肩貞各一、肩貞下三寸分間各一、肘以下至手小指次指本各六兪。
督脈気所発者、二十八穴。
項中央二、髮際後中八、面中三、大椎以下至尻尾及傍十五穴。至骶下凡二十一節、脊椎法也。
任脈之気所発者、二十八穴。
喉中央二、膺中骨陥中各一、鳩尾下三寸、胃腠五寸、胃脘以下至横骨六寸半一、腹脈法也。
下陰別一、目下各一、下唇一、齗交一。
衝脈気所発者、二十二穴。
侠鳩尾外各半寸至斉寸一、侠斉下傍各五分至横骨寸一、腹脈法也。
足少陰舌下。厥陰毛中急脈各一。手少陰各一、陰陽蹻各一。手足諸魚際、脈気所発者。
凡三百六十五穴也。
本篇の主旨(要点)は、
『脈気所発者(脈気の発する所の者)』=その経と密接な関係のある穴位
について語られている。
本文を読み進めていくと、
経絡の説明の中に、異なる経絡の穴が混ざっていることがあり、
これらの穴を調べていくと「交会穴」というキーワードが浮かび上がってくる。
太陽膀胱経を例に挙げると、
晴明、攅竹と目から頭につながる。ここまでは膀胱経に流れ。
ここから髪際から上っていく際に、
督脈の神庭、上星、顖会〜前頂へつながる。
また「その頭部に浮上する経脈の気で頭皮の内を運行するものには五列あり」、
その五列とは、
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●中央(督脈)顖会、前頂、百会、後頂、強間
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●その脇(膀胱経)五処、承光、通天、絡却、玉沈
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●さらにその脇(胆経)頭臨泣、目窓、(正営)、承霊、脳空
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このことから、
太陽膀胱経は頭頂部付近の幅広い範囲に、
つながりをもつことが分かる。
参考文献:
『黄帝内経素問 中巻—現代語訳』
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版
『臓腑経絡学』 アルテミシア
『鍼灸医学事典』 医道の日本社
『図説 東洋医学〈基礎篇〉』 学研
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
新川