【易の字源】

2つの説あり

・日月説
易=日(太陽)+勿(月影の象)
春秋時代中期に日時計を用い、月光をもって時を測ったことから、
日と月影を組み合わせた字であるといった説。
「易は天地になぞらえて作られた」〈繫辞上伝より〉
の記述を見ても天地、陰陽を強調した意ととれる。

・蜥易説
易の三義の内の一つに、変易あり。
変易とは、
宇宙の森羅万象いかなるものでも変化しないものはなく、
日々一刻と動き、変化し続ける。
蜥蜴(とかげ)は体の色を日に十二回変えるといわれているが、
変易の意味に重なってくることが考えられる。


参考文献:
『易経 上』
『易経 下』 岩波文庫
『易とはなにか』 DCS出版社
『中医基本用語辞典』 東洋学術出版
『鍼灸医学事典』 医道の日本社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

新川

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