知爲鍼者,信其左,
不知爲鍼者,信其右,
當刺之時,必先以左手厭按所鍼滎兪之處,
彈而努之,爪而下之,…


(難経・七十八難より一部抜粋)

鍼を知る者は、押し手である左手を信じるが、
知らない者は、ただ刺し手である右手だけに頼っている。
刺鍼時には、まず左手で刺鍼部位を押し按じ、
手指で皮膚を弾いて肌肉を張りつめさせてから、さらに爪の甲を押し当てる。…


鍼を刺す時は、刺し手に頼らず、
押し手(ここでは左手)をうまく使うことが重要であることを説いております。

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