2/24(日)
第21回 はり師・きゅう師国家試験を受けてきました。
合格できていれば、いよいよ4月より鍼灸師として臨床の現場に立つ権利を得るわけですが、
今後、実際に鍼・灸を持てるかどうかは自分の腕にかかっています。

僕は、前職を退職後、
新しい事をやるなら今までとは違うことをしたい、
という想いから一鍼堂に身を置くことに決めました。
当時、一鍼堂に対し感じた事は、
一つの物事への強い拘り。
自分の意志が薄く、
あっちへフラフラこっちへフラフラ、
何事に関しても何とかなるだろうと、
拘りというものに縁がなかった僕にとっては魅力あるものでした。

今までの僕の、何とかなるだろうの考えは楽観的過ぎて、
緩んだ空気しか自他に与えず、
締まりがない空間となってしまいます。
グラフで言うと一定、
直線といった感じで、
いい風に言えばマイペースですか。
しかし、
やはり理想は、
緩急、メリハリをきっちりとつけたい。

一鍼堂で修行をする条件下の中で、
一定の学と術を得た者が臨床に立てるというものがあります。
(もちろん資格を得た上での条件です)
ここでいう学と術は鍼灸に対してのことだけではなく、
物事一切に関してのことで、自分なりのQ&Aが必要となってきます。
自分で答えを導き出さなければならない、
非常に厳しい世界ではありますが、
自分次第で可能性は広がるわけです。

早いもので一鍼堂にきて4年目を迎えようとしていますが、
今、スタート地点に立とうとしています。
自分の目標を少し述べ、
気持ちを新たにしたいと思います。

二種の丸
一つ、生まれたときを大きな白い丸とし、
時間と共に色を付け丸を削る。
一つ、生まれたときを小さな白い丸とし、
時間と共に色や形を付け加える。
二つの丸の共通点は、
初め、白い丸で時間と共に形が変わり、
丸ではなくなる。
いや、無くなるのではなく、
隠してしまう。
僕は丸のまま、
できるだけ壊さず通していきたい。
そしてそれが、誰かの何かになればと願います。

一鍼堂スタッフ、
そして患者さまへ、
これからもお世話になります。

宜しくお願い致します。

本多

 

 

4 コメント

  1. 国家試験お疲れ様でした。
    そうですか。転職なんですね。是非素敵な鍼灸師に
    なってください!!!
    私も治療を受けていて身体だけでなく生活全般に関して
    良い状態へ導いてもらっていることにとても感謝してます。
    でも本多さん、あんまり硬く考えずに一鍼堂の鍼のように
    痛み(厳しさ)は感じさせずに・・なぜか効果抜群‼で
    大丈夫ですよ(ちょっと褒めすぎやね〜)(^з^)-☆

    • もーちゃんさん

      コメント頂きありがとうございます。
      そうですね、素敵な鍼灸師、
      多くの症状を治せる鍼灸師になりたいです。
      もーちゃんさんの様に、
      いつかは自分の腕で楽になったと言わせてみたいです。
      応援ありがとうございます!!

  2. 国家試験お疲れ様でした。
    スッキリされた印象を受けましたので、きっとやりきられたことと思います。
    二種の丸の話。
    よく分かりませんが、何回か読んでいて共感できそうな感じがしています。
    (微妙ですみません。理解できてないのに共感とか言うのも失礼かと思いまして。。。汗)
    私も人生には二種類の修行があると感じています。(^^)

    • tatsukyonさん

      コメント頂きありがとうございます!
      国家試験は、自分が思っていた以上に
      グッタリしました。
      気が抜けたという感じです。
      これからは抜けた以上に気を入れていかないと。

      この間のブログ、
      何か自分なりに表現したいと思い、書かせて頂きました!
      自分なりの表現が今後の課題です。
      「よく分からない」や「共感出来そうな」
      というコメント、正直ですね♪
      その気持ちが嬉しく思います。

      「共感できそう」と言って頂くだけでも嬉しいです。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here