今の世ではいけないという大義があって、
大義を果たすために目前の力を借りるしかない。
既存の歯車に一時のっかるしかない。
それは大義の為で手段に過ぎないと彼らは言うが、
やがて早くも歯車の中から脱することが出来なくなり、
大義は忘れ去られる。
一体、何度繰り返しているのだろうか。
無様だ。
虫酸が走る。
手前に対しても。
技術の世界は、
鍼の世界は素直で良い。
世間の雑音を閉ざすにもってこいだ。
最近、強く思うこと。
人に対して怒れる時、 世に対して怒れるようで
己に対して怒れるようで。
人と人、それをつなぐ世と、
それを見守る天との連鎖とは
実に不可思議なもんだなあと しみじみ。
今日もがんばります。
林