道理、真理をもとめる心の働きは、
尊いものだとされがちであるが、
限りある命のうちに
無限なる知恵を求めすぎて
あれでもか、これでもか
貪るようになると、
性欲や金欲のように、得られぬ苦しみが人を侵す。
なにをして、生を全うするとするか。

と、
先人の教えにあります。

なんでも知ったように振る舞う者、
それは嘘か盲目の徒です。

吾生也有涯、而知也無涯。以有涯
随無涯、殆已、已而為知者殆而已矣。
為善無近名、為悪無近刑。縁督以為
経、可以保身、可以全生、可以養親、可以尽年。
~『莊子』より~

umeda /Leica M-Monochrome+ summilux50mm
umeda / summilux50mm

都会の夜はキラキラと光る。
キラキラした中に艶めかしい、ドロドロとした人間の情動が合わさり、
なんともいえないかがやきを帯びる。
その時間が好きだ。
街に入ろうとは思わないが、
街の匂いをこうして触れながら物思いにふけるのは
懐かしい予感を伴い、心が安らぐ。
高級リゾートより よほども良い。

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