下積み修行中の冠木さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。


トロッコ電車
トロッコ電車

こんにちは、冠木です。
先日、京都の嵐山にある
「トロッコ電車」と「保津川下り」をしてきました★

トロッコ電車に乗るのは、初めてだったので
ワクワクしながら、行きました(^o^)
窓がないことに驚きましたが、
自然をすぐそばに感じる事ができました!!

下りの「保津川下り」は岩ぎりぎりの場所を通ったり、
船頭さんが面白かったりと、2時間があっという間でした。
紅葉の季節が1番綺麗ということなので
・・・・・・・・・・・・・・また、行ってみたいと思います☆


今回は津液について書きたいと思います。

津液=体内における各種の正常な水液の総称であり、
また唾液・涙・涕(はなみず)・汗・尿なども含まれる。

①津液の生成・輸布及び排泄
津液は水穀の精微から化生したものの1つである。
水穀は胃に入ったあと、
脾によって消化吸収され一部が津液となる。
津液の輸布及び排泄は、三焦を通路とし、
1.脾の水液運化作用(「」は転運輸送・「」は消化吸収)、

2.肺の宣発・粛降作用による通調水道、
(宣発は宣布・発散、「」は静粛・粛清、「」は下降)、

3.腎の気化作用(運ばれた水液の内、再利用出来る清の部分を再吸収し、
不必要な濁の部分を膀胱に運ぶ)を通じて行われる。

胃を経て、小腸から大腸に下る水液は、
小腸と大腸で絶えず吸収され、
脾・肺・三焦を経て皮毛にいたる。

皮毛から排泄される水液が汗で出たり、
三焦の水道を通って膀胱に下輸した使用後の水液が
腎と膀胱の気化作用を受け、
外に排泄されると尿となる。

以上のような関連する臓腑の作用を通じて
津液は体表では皮毛に達し、
体内では臓腑に注ぎ、
全身のあらゆる組織・器官を滋養している。

さらに肝の疏泄作用も、津液の輸布を助けている。
また津液は血液の重要な組成部分でもある。
したがって血の循行を水道している心もまた、
同時に津液の輸布と密接な関係があるといえる。

②津液の作用
滋潤・滋養作用がある。
体表に散布された津液は、
皮毛や肌膚を滋潤している。

また孔竅に入る津液は眼・鼻・口などの孔竅を滋潤し、
関節に入る津液は、関節の動きを滑らかにし保護している。
また、骨髄に入る津液は、骨髄と脳髄を滋潤し、
これらの液体を補充す るほか、血液の一部となる。
最後に汗・便・尿と一緒に代謝の廃物を排出する。

③津液の分類
澄んでさらさらしたものを「津」といい、
濁ってねっとりしている物を「液」という。
津は全身を循環し、各組織を滋潤する。

また、体外には涙・唾・汗などとして現れる。
液は骨節・筋膜・頭蓋腔の中にあって、
そこで関節の動きを滑らかにしたり、
脳髄を滋潤している。

そして、津液はその所在部位および臓腑との関連性により、
五液としてとらえられている。

●汗:心の液
●涕:肺の液
●涙:肝の液
●涎:脾の液
●唾:腎の液
この五液は、それぞれ対応する五臓で生成されると考えられている。


参考文献:
『中医学の基礎』
『やさしい中医学入門』
『実用中医学 一冊でわかる基礎から応用』  東洋学術出版社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

冠木

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