下積み修行中の冠木さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。
先日、本屋をぶらぶらしていると
ある写真集を見つけました。
それは、雲の写真を撮り続けている、
HABUさんという方の物でした。
雲といっても場所、時、天候によって
全然違ってくるものなんだなと、感動しました。
写真や雲などに興味のあるかたは、
一度Hpを御覧になられてはいかがでしょうか。
http://habusora.com/
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前回に引き続き気について書かせて頂きます。
作用その③:防御作用
気には肌表を保護し、
外邪の侵入を防ぐ作用がある。
また外邪がすでに人体に侵入してしまった場合は、
気はこの病邪と闘って外へ追い出し、
健康を回復させるようにはたらく。
気の種類その③:衛気
衛気は主に水穀の気から化生したものである。
人体の陽気の一つであることから、
「衛陽」ともいわれる。
衛気は、防御作用と温煦作用を強く示し、
活動性が高く、動きが速いという性質がある。
衛気は脈管に拘束されず、経脈外を巡っており、
外は皮膚・肌肉から内は胸腹部内の臓腑にいたるまで
全身にくまなく分布している。
衛気には、肌表を保護して外邪の侵入に抵抗する、
汗腺を開閉することにより体温調節をはかる、
臓腑を温煦する、皮毛を潤沢にするなどの機能がある。
このように気は人体のさまざまな部位に分布している。
その生成の由来を総括すると腎中の精気、水穀の精気、
および自然界から吸入する清気の3つにまとめることができる。
腎中の精気は、腎中に属される先天の精気である。
水穀の気は、脾胃で消化吸収される飲食物から
得られる後天的な水穀の精気である。
言葉の似ている清気は自然界に存在し、
肺を経て体内に吸収されるものをさす。
したがって気が体内に充分に生成されるか否かは、
先天の精気の充足度、飲食物の栄養の多少、
肺・脾・腎の三臓の機能が正常か否かにかかっているといえる。
なかでも脾胃の受納と運化作用が最も重要である。
*先天の精気とは、両親から受け継ぎ
子孫に伝えられていく物で、
特に生殖や発育に関与するものである。
参考文献:
『中医学の基礎』
『やさしい中医学入門』 東洋学術出版社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
冠木