下積み修行中の冠木さんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。
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前々から陶芸に興味がありましたが、
なかなかふみきれずにいました。
この写真は、中之島にある
東洋陶磁美術館の催しで、
「マイセン磁器の300年」です。
その時、やっぱり陶器はいいなと
実感し今しかないと思い立ち
陶芸教室に入会しました。
また、ブログでアップするかもしれませんが、
その時は下手くそやなと思わずに
見て頂ければ嬉しいです。
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前回の続きになりますが、
作用と気の種類について書きたいと思います。
作用その②:推動作用
人体の生長・発育、各臓腑・経絡の生理活動、
血の循行、津液の輸布は、
全て気によって推動されている。
気虚(気が不足)となり推動作用が減退すると、
生長・発育の遅れ、
臓腑・経絡の機能減退、血行の停滞、
水液の停留などの各種の病変が現れる。
上記で出てきた血の循行とは。
血は脈官の中を循行して
全身を休みなく循環し、
各臓腑・組織・器官の需要に応えている。
気の種類その②:宗気
宗気は、推動作用を強く示す気である。
肺に吸入される清気(酸素)と、
脾胃の運化作用によって生成される水穀の気とが
結合することによって生成され、胸中に集められる。
清気+水穀の気=宗気
宗気は心肺を貫注し、肺の呼吸運動と心の鼓動によって、
下は丹田上は口鼻に達し、全身を周流する。
胸中は宗気が聚積するので「気海」とも呼ばれ、
「気の宗(おおもと)たるところ」であるから、宗気といわれる。
そして、宗気は2つの機能をもつ。
1つは、呼吸の通動を充養して呼吸運動と
発声の機能を維持することである。
肺が呼吸によって得る清気は
宗気の原料の一つであり、
呼吸機能を維持する基礎物質でもあるから、
呼吸や温性の状態と宗気と密接に関連する。
2つは、心脈を貫注して
心の行血を助けることである。
心は血脈を主り、
血は心気の推動を受けて
全身を絶えず環流するが、
心気の源は宗気であるから、
気血の運行・心の拍出力や律動などは関連が深い。
さらに、身体の各種機能にも関係があり、
このため「宗気」を「動気」と呼ぶこともある。
宗気が不足すると、呼吸が浅く短くなり
同時に声音も低く力感がなくなる。
さらにひどくなると血脈の凝滞や
身体の動作に力が入らないといった症状が出る。
参考文献:
『中医学の基礎』
『やさしい中医学入門』 東洋学術出版社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
冠木