下積み修行中の本多くんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参りますので
どうか見守り 応援してやって下さい。
津液の代謝は通常、脾から肺を経由して全身を巡った後
腎に入り膀胱を通じ体外へと排泄されるのですが、
水分の多量摂取や、膀胱・腎の気化作用が低下した場合は、
津液を全身に巡らせる経路に負担をかけてしまうので、
代謝を短絡に行うバイパスとして小腸・膀胱系の機能が働く場合があります。
「小腸は液を主る」
と表現され、尿の生成と関係していて、
小腸の異常により尿血(にょうけつ)の原因となる場合があります。
尿血となる原因の一つで、心火によるものがあるのですが、
これは心火が表裏である小腸に影響を及ぼして発症すると考えられています。
心と小腸は表裏で繋がっており、
小腸と膀胱は同じ太陽経に属しているので、
心・小腸・膀胱は相互に影響を及ぼすと考えられます。
心火から発症する口中生瘡(こうちゅうせいそう・口内炎)と尿血が同時にみられる症状で、
心の熱を膀胱から排出することができます。
参考文献:
『標準東洋医学』 金原出版
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。