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今回は舌のどの点を見るのか?
というところを中心にお話ししていきます。

舌に限らず、
身体の各部分にはそれぞれ内側の状態を投影している反応が出てきます。
古人は、臓腑とどう関連しているかを研究していった訳ですね。
何千年も前から、、、すごいことです。

【舌のどの点を注視するか】

まず、舌を出してみましょう。

その際に舌の動き方は?
舌自体の色味、形、は?
これらは「舌質」をみるといいます。

舌の動かし方も様々で
舌が歪んで出たり、ピクピクと震えたり、
強張って伸ばしきれなかったり・・

形に関しても、
舌の周りに歯形がついたり、
硬く引き締まる、逆にボテッと広がる、
舌表面にギザギザとした溝が出来たり・・・
と、こちらも多種多様な状況をあらわすことがあります。

色味に関しては、
淡い紅色が良いとされていますが、
紅みを帯びたり、白っぽくなったり、
暗く重たい色味になったりすることがあります。

【違和感を感じること】

上記のように
人によって「特徴」がそれぞれあります。
見ておいて頂きたいところとして、
それらが「日々の中でどう変化するか」です。
普段との違い、違和感を感じることが大事ですね。

続く

次回:「舌苔」について

アイキャッチ画像:
池田先生唇舌図』京都大学附属図書館所蔵

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