四物湯を調べていました。

中臨床のための医学衷中参西録 P524

「汁漿が濃厚で性味が和平なものはすべて胃から小腸の乳糜管中に達し多くは乳糜汁になるが、これが上昇すると変化して血球・明水[血清]になる。まして四物湯中の薬物は、さらに養血・調血に働くのであるから血球・明水なならぬはずはない。」

鍼灸真髄 P 62

「三焦がわるいのは、つまり小腸の乳糜管の吸収が悪くなっているので、それがために栄養が取れなくなり、遂には心臓の辦膜に障って来ます。」

基本的な中医理論は抑えた上で、乳糜管という観点から見てみる。

鍼灸真髄のパターンでは、まず機能を整える必要あり。

貧血とは言っても、機能・物質どちらの問題なのか。

治し方が変わってきます。

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