膿が溜まった状態によく黄耆が使われます。
ある程度体が強かったら、例え菌が入っても正気による祛邪が行われる。
しかし、正気が弱いので邪気が長く留まる事になって膿になる。
中医臨床のための方剤学 P573
「透膿散 【方意】扶正托毒し排膿を促進する。生黄耆は益気托毒に働き…」
他の補剤にない独特な効果の様な気がします。
ただ、あまりこの事で臓腑について触れている本はありませんでした。
どこかの臓腑単独の働きではないと思いますが、気になるところです。
また調べようと思います。
参考資料
中医臨床のための方剤学 東洋学術出版社 神戸中医学研究会編著