前回からの続きです。

中医臨床のための中薬学 P 23

「泄(降・瀉)・燥・堅に働き、清熱・瀉下・燥湿・降逆などの効能をもつ薬物は大多数が苦味(にがい)である。」

との事でした。

泄(降・瀉)に関しては苦味には下降させる瀉の性質があることについて書かれていると思います。

例えば一般には傷寒論で陽明腑実証では下法を使い、便を排泄させて治します。

この様な時は降に含まれると思いますし、温病で瀉火したいシーンな字の通り、瀉に使われると思います。

苦味を三通り見ていきましたが、比較的実証に使われているケースが多かった印象でした。

参考資料

中医臨床のための中薬学 神戸中医学研究会編著 東洋学術出版社

 

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