朝晩が肌寒く、
日によっては底冷えを感じる日も増えて来ました。
この時期になると、
風邪の様な喉の痛み、
花粉症やアレルギー系を始めとする
耳鼻科の症状でお悩みの患者さんが増えてきます。
学生時代、
肌寒いこの時期に体調を崩すと、
冷えが原因だからねと学校の教員から言われ、
お灸を据えられる、又は実技もお灸を用いることが
多かった記憶があります。
季節の変わり目に体調を崩すので、
冷えたかな?と思い、
温めるような事(長湯や市販の漢方を購入等)を
セルフケアで行われる患者さんも多いのも事実。
つまり、一般的な感覚から
この時期は冷えが原因と考えがちですが、
やはり施療に当たる側からした時に、
本当にそうなのか考えなくてはなりません。
少し話は逸れましたが、
冒頭の耳鼻科の症状は灸でなくとも
施療は可能であり、
中医弁証の分類分けもしっかりとされております。
同じ症状でお悩みの患者さんの参考になれば幸いです。