どうも、新川です。

歴史の教科書に出てくるような人物も、
当然日常の生活があり、
また現代の私達と同様に病に苦しむこともあります。

『医学天正記』/曲直瀬玄朔
天皇、武士、公家、僧侶、庶民にまで至る診療記録

戦国時代から江戸時代初期にかけて医師として
様々な人々の治療をおこなった曲直瀬玄朔(1549~1631)。
以前、ブログに記載した曲直瀬道三の後継であり、
彼が記した診療記録として『医学天正記』があります。

天皇家、豊臣家、徳川家などの人物から、
庶民に至るまで数多くの診療記録が残されており、
時代が豊臣から徳川に移り変わる様を診療記録とともに
窺い知ることが出来る大変貴重な資料です。

豊臣秀次との関係性など
歴史の流れとともに見ていくと
また違った興味をそそられました。


<参考URL>
『医学天正記 2巻』(京都大学附属図書館 Main Library, Kyoto University)
https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00000173

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

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